奥さんが「でぶlog」にすればって言うんで
8月
23
2009

新型アウトバックに試乗

昨日はお客様感謝デーだったんで,恒例のオイル交換に行ってきた。

待っている間,新型のアウトバックに試乗してみた。EZ36を搭載した3.6Rだ。エクステリアはスバル車って感じがあまりしなくなったが,顔以外はそんなに悪くない気はする。それにしてもヘッドライトとか,グリルとか,もう少し何とかならなかったんだろうか。幅は1820mmになって長さは4775mmだって,車高が高くなったんでぱっと見た感じはそんな幅広に感じないんだけど,これはやっぱりでかいです。リアゲートを開けようとしたら重さを感じた。アルミゲートはやめちゃったんだね。ボンネットはオイルダンパーを左右で取り付けたんで,軽いし支柱がなしでメンテが出来るんでGoodです。
ドアは普通の車と同じに枠ありになって,閉めたときの音もなんとなくシャキって感じはする。

車がでかくなったおかげで,中はむちゃくちゃ広いです。特に後ろの席と前席とのクリアランスは圧倒的で,奥さんも,これならいつも後ろに座りたい,って言ってた。両方とも電動シートだし,エアコン吹き出し口も後ろにあるし(B型BPは無いんだよね),パーキングレバー無いし(スイッチだけになってた),テレスコ付きだし(B型BPにはない),ヘアラインが入ったフロントコンソールはなかなか良い感じ。でもダッシュボードとかがハードプラスティックになったり,木目タイプのモールがださかったりと,なんか質感はBPよりも落ちているように感じた。ステアリングもMOMOじゃない気もするし。
運転席のシートは,柔らかくなって肉厚になった。ランバーサポート調整も電動になっている。ただ横のサポートとかあいかわらず大きさが小さめとか,まだまだ感がある。
サイドミラーはSUVらしくちょっと大きくなって見やすくなったかな。リアカメラをつけるとナビに進入ガイドとかが出てきて,バックはしやすくなっている。おれのアウトバックにもカメラ付けたいなぁ。

車を動き始めたら,ステアリング操作がすごく軽い。ついに新型で電動パワーステになったんだね。慣れれば大丈夫だとは思うけど,試乗じゃ近場をクルクル走るだけだから,はっきりはわからないね。BPアウトバックのハンドリングはなかなかGoodなんだけど,試乗では新型もまあまあ良い感じだった。BPのB4 3.0Rはすごく良かったんで,新型のB4にも試乗してみたい。
3.6Lになったエンジンは,すごくスムーズです。低速トルクも十分出ていて出だしもまあまあ。確かに洗練された気がする。しかもガスはレギュラーでOK。RX-8のロータリーみたいにフリクションが感じられない。ただ,EZ30-Rの方が躍動感っていうかキャラクターがあって,そのへんはちょっとね。まあ上質になったってことだろうけど・・・ミッションは5ATだけど,車重は70kgも重くなったが動力性能は問題ないレベル。S#にしてもすごく早いって感じはないけど,もしかしたらシートの着座位置がかなり高いんでその影響なのかも。でもあまりにスムーズで遮音性が高いボディ(エンジンマウントを工夫してある)のおかげで,単に静かでスムーズなエンジンって感じ。  乗り心地もすごく良くなっている。B型アウトバックではごつごつとしているんだけど,それが全くない。
ただ,もしかしたらBPよりボディの剛性感って言うかそんなのが落ちているかもしれない。ホイールベースが長く,ボディもかなりでかくなったんだけど,アルミ材も使えないけど軽量化をしなきゃいけないっていうのが影響しているのかも。峠道とか走ってみないとわからないけどね。

ちょっと気になったのが,ブレーキ。強く踏めば効くんだろうけど,どうも制動力に不安を感じる。BPでもブレーキはいまいちなんで,もっとこのへんは改良してもらいたい。
タイヤは225/60R17にサイズアップしているが,あいかわらずYOKOHAMAジオランダーで,試乗したぐらいでもスリップするほどグリップしない。グリップ力はミシュランのスタッドレスより悪く,雨のグリップはこわいぐらいのジオランダーをなぜに使い続けるんだろうか?

停止もサポートするSIレーダークルーズコントロールがSi-Cruseグレードだけに付くんだけど,こういう機能は全車標準にして欲しいなぁ。

それにしても,アウトバックってオフロードとかどんな場所でも全天候で走れるのがコンセプトなのに,今度のアウトバックはCMやイメージカラーからも,森・林とかそういうイメージからはかけ離れて,都会のネオンきらめく夜がバックなんて,いったいどういうコンセプトなんだろう。車の出来は結構良いと思うけど,価格も結構上がっていて,ちょっとこれは売れるかどうか心配だ。少なくともおれは新型に買い換えたいなとは思わなかった 😉

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

コメントをどうぞ