Windowsではネットワーク通信を行うための基本的なAPIを提供するモジュールとして,WinsockとNetBIOSが用意されている。
インターネットワーキング技術を使うものは,Winsockを使用して通信を行っている。(インターネット関連アプリ等)
NetBIOSはWindowsにネットワーク機能が追加された初期の頃から使われている技術です。 技術的には全く別の機構ではあるが,Windows OS下ではMicrosoftの実装により,混乱が生じている。
ここでは,Winsockにおける名前解決に関しての説明になる。
Winsock 名前解決の順序は,基本的には概ね以下のようになっている。
名前解決を毎回行うとネットワークのトランザクションがむやみに多くなってしまいます。そこでDNSへの問い合わせをしてうまく名前を返してもらった時には,それをキャッシングして再利用します。この事によりネットワークトランザクションをむやみに増やさないようにしています。
コマンドプロンプトにて,
> ipconfig /displaydns
とすると, クライアントマシンがキャッシュしているDNSリゾルバーキャッシュを確認することが出来る。
何らかの問題があってキャッシュを削除したい場合は,
> ipconfig /flushdns
とすれば,キャッシュを削除することが出来る。
DNSリゾルバキャッシュを管理しているシステムは,DNS Clientサービスです。DNS Clientサービスを停止すると全くDNSリゾルバキャッシュは使用されなくなります。
新しくコメントをつける