眠る間際に奥さんがボッソっと言った,「SUBARUの車ってなんで燃費悪いの,燃費よくしないとダメだね。」って感じに。
確かにそう思う。アウトバックの燃費,どうにも市街地走行時が良くない。いろいろ気を遣って走っても平均8km/Lにするのは至難の業だ。もちろん高速道路を巡航していれば13km/Lなんて時もあるけど,加速してないんだからね燃費良くて当たり前。SUBARUで燃費良いのは軽だけだから,やっぱり水平対向エンジンの弱点なんだろうな燃費は。ショートストロークのエンジン,加えてセンターデフを持つ4輪駆動なんで燃費が悪くなる要素が多いんだよね。でも前に乗ってたフォレスターはトルクスプリットだったけどそんなに燃費は良くなかったな。やっぱりエンジンかも。ミッションをDSGのようなミッションにすれば燃費も改善されるだろうに。AUDIにもあるんだからSUBARUに作れないわけない(次期レガシーはCVTを積むそうだけど・・・) まあすぐには無理なんで,やっぱりエンジンの燃費を何とかしないとSUBARUの未来は暗い。
そこでMAZDAが考えているアイドリングストップシステムだ。エンジンの再起動にセルを回さないっていうマジックのようなシステム。これをちょっと自分なりに考えてみた。
まず車が止まるときに,あるシリンダーが最大圧縮(他のシリンダーが膨張時)に来たときに無理矢理エンジンを止める。回転位置は常に監視しているから良いが(精度は良くしないとダメかも),どうやって負荷をかけてこの場所に止めるかなんだろうけど,オルタネーターを使えばある程度の負荷をかけられてうまく止められるかも。この状態から圧縮されたシリンダーへガソリンを噴射しその燃料に点火させればエンジンが逆にちょこっと動き出す。そしたら今度は膨張側が圧縮されてそこに再度点火すればエンジンがかかるっていう原理。普通セルを使わないでエンジンを始動させるなんて言うのは常識的でない気がするけど。MAZDAのシステムがこんなのかは不明だけど,まあ似たようなことだとは思う。SUBARUじゃ既にアンチターボラグシステム持ってるんで(常にターボのタービンを強制的に回しちゃう技術),意外と簡単にできちゃうんじゃないかな。