マクドネル・ダグラス F-4 ファントムII
艦隊防空を主任務としたマッハ2級の全天候型戦闘機として開発された大型の艦上戦闘機。
主兵装は胴体下面に半埋め込み式に装備されたレーダー誘導のAIM-7と翼下に搭載するIRホーミングのAIM-9で固定武装はなかった。大搭載量に目をつけたアメリカ空軍もF-110(後にF-4Cと改称)として採用し,ベトナム戦では戦闘や対地攻撃に活躍すると共にD型,そしてバルカン砲装備のE型へと発展して行った。一方海軍もB型からAWG-10を装備したJ型へ,そしてB型の改修型Nなどが生産された。
アメリカ海・空軍の他,日本の航空自衛隊(F-4EJ)等でも使用中。
F-4EJにAPG-66Jを装備した改修型が小松基地に配備中。
データ
全幅 | 11.77m |
全長 | 19.2m |
全高 | 5.02m |
エンジン | GE-J79-GE-17A 5,380kg(A/B8,120kg) X2 |
機体自重 | 13,752kg |
最大重量 | 28,030kg |
最大速度 | M2以上 |
最大上昇力 | 15,000m/分 |
上昇限度 | 17,700m |
離陸距離 | 740m |
直陸距離 | 8,50m |
行動半径 | 約300km(迎撃) |
武装 | M61A1 20mmバルカン砲 X1,AAM X4,爆弾等7,250kg |
乗員 | 2 |
初飛行 | 05/27/1968(XF4H-1) |
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