携帯電話​/SC-02B​/Android​/CM10.1

用意するファイル

• CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zip（CWM Recovery）
  
• cm-10.1-20130123-NIGHTLY-galaxysmtd.zip（Galaxy S用のCM-10.1）
  
• gapps-jb-20121212-signed.zip（Googleアプリ）
  
• sc02b-OMLL1-modem.zip（SC-02BのOMLL1のベースバンド・モジュール）
  
• nitest_sc02b-0124.zip（カスタムkernel。他のカーネルもある。）
  
• sc02b-OMLL1-ril-gps-blobs.zip（rilとGPS設定）
  
• JB_BigMem_26-aug-12.zip（いくつかのライブラリ）
  

SC-02Bは，2.2（Froyo）に戻してからの方がいいとあるな。戻したらroot権とCWMをインストールして，その後CWMでCM-10.1をFlashすると言う手順になる。
たぶん，CWMが起動するようになっていれば，そのままcm-10.1のzipファイルを書き込めば大丈夫なんだと思う。

書き込む手順

ファイルの用意

• cm-10.1-20130123-NIGHTLY-galaxysmtd.zipを解凍，META-INF>com>google>androidにあるupdater-scriptを編集する。
  updater-scriptの最初の5行を削除する。これは，updaterがGT-I9000以外のSC-02Bでも書き込めるようにするため。再度すべてのファイルをzip圧縮する。
  もしくは，CWMでROMをFlashする前にSC-02Bのbuild.propの以下のSC-02BをGT-I9000へ変更しておく。

  ro.product.model=GT-I9000
  ro.product.name=GT-I9000
  ro.product.device=GT-I9000
  ro.product.board=GT-I9000
  ro.build.product=GT-I9000

• CWM以外のファイルと変更したcm-10.1-20130116-NIGHTLY-galaxysmtd.zip（build.propを変更しない場合）を，SDカードのルートにコピーしておく。
  

odinでCWM（Recovery）を書き込む

• CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zipを解凍し，CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.tarを用意する。
  
• odinを使って，SC-02Bをダウンロードモードで接続して，CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.tarをPDAにセットしてFlashする。
  この作業で，zImage（rooted kernel+recovery)をFlashする。CM-10.1を書き込む為にCWMをインストールということだと思う。CWMが既に入っていれば，ここまでは必要ないかな。

CWMでROMを書き込む

• CWM Recoveryを立ち上げる。
  
• ひと通りwipe実行する。
  
• cm-10.1-20130123-NIGHTLY-galaxysmtd.zipをFlashする。
  
• CWMが更新される。新しくなったCWMから再度cm-10.1-20130116-NIGHTLY-galaxysmtd.zipをFlashする。
• gapps-jb-20121212-signed.zipをFlashする。
  
• nitest_sc02b-0124.zipをFlashする。
  
• またCWM Recoveryを立ち上げる。
  
• sc02b-OMLL1-modem.zipをFlashする。
  
• sc02b-OMLL1-ril-gps-blobs.zipをFlashする。
  
• JB_BigMem_26-aug-12.zipをFlashする。
  
• リブートする。
  

build.propの編集

• build.propを以下のように編集する。
  Build Prop Editorを使うか，adbで，build.propを編集する。
  

  ro.telephony.ril_class=SamsungExynos3RIL

  を

  ro.telephony.ril_class=RIL

  に変更する。
• SC-02Bを再起動。
  通話や通信が出来れば成功。ベースバンドを確認しておく。

これで，CM-10.1なSC-02Bになる。