普通,セキュリティーの取り付けは専門業者に頼むと思います。しかし非常に取り付け費用が高いんで,自分で取り付けました。
感想は,結構苦労しましたが,特に難しいことはありませんでした。
無謀にもディラー等で電気関連の信号を事前に調べておくと行ったことをしないで,自分でテスターだけを頼りに全て行いました。
おかげで,信号を取る場所を探すのに半日,次の日に取り付けって言う具合に,2日ぐらいかかった。*1
フォレスターの電装がシンプルだったこともあって助かりましたが,現在の複雑な車では,事前の情報収集が大事だと思います。
これが,JAZZ PX-3000のパッケージの中身です。韓国製です。ここがメーカのホームページです。現在は,JAZZ PX-3000はなくなっていますね。
日本の代理店は,フェニックス電子です。おいらもここから購入しました。品川の近くに会社があります。技術的な事もいろいろ相談に乗ってもらえますよ。
いろいろ便利な機能がある割には,2,8000円で購入できました。コストパフォーマンスは抜群じゃないでしょうか。
PX-3000への電源はフォレスターのKeyスイッチへのコネクターから取ります。
フォレスター側 | JAZZ PX-3000側 |
常時12V | H6P-赤,H6P-赤/白 及び ドアロック用リレー電源 |
ACC | H6P-青 6P-茶 |
ON | H6P-黄 |
START | H6P-白 |
ボディーアース | H6P-黒 |
常時12Vラインには,30AのFUSEを入れます(添付されているケーブルに取り付け済み)。
また,セキュリティー動作中はセルが回らないように,リレーを入れています。(スターターキル)
SF-5フォレスターA型はイモビはないので,こんなんで大丈夫です。
ドア信号は,セキュリティー機能の車両ドアの開閉を検知する部分です。
フォレスターは,どこか1個のドアが開いてもワーニングランプが点灯するようになっているんで,このランプから取ることにしました。
最初は,メーターの裏から信号を取ろうと思いばらし始めましたが,ステアリング・ボス部分に取り付けてあるブーストメーターがじゃまになり,なんとメーターAssyがはずれません。しょうがないんで,たぶん線が下の方に延びているだろうということで,感を頼りに片っ端からテスターでコネクターというコネクターのピンを調べていきました。(間抜け)
本当は,ダイオードをかました方が良いんだけど,手抜きでつけてません。
Pin15をエレクトロタップで分岐して,JAZZ PX-3000側の12P-白に接続しました。
セキュリティーのリモコンでOn/Offした時に,自動的にドアのロックをしたり解除したりするようにするために配線します。
フォレスターのアクチュエータ・モータを直接動作させてロック・アンロックさせます。(キーレスエントリーがよくわからないため)。ただJAZZ PX-3000はLowアクティブなので,リレーをかませます。
いつでも元に戻せるように,ギボシで接続してあります。
ステアリングの裏の右奥(右ドアの付け根の左側のへん)にある,キーレスエントリーユニットのコネクタの線の2本(薄緑/黒および赤/緑)を途中でカットし,PX-3000からの12P-青/白および12P-緑/白ハーネスに新たにリレーを間に入れて,アクチュエータ・モータにかける電流の方向を制御して動作させます。リレーはロック・アンロック用に各1個ずつ必要です。
リモートでエンジンをかけるときに,エンジンがかかったらセルを止めるためにこの信号が必要です。
ドア信号と同じコネクタから,信号を取りました。何回もエンジンをかけたり止めたりしてテスターで調べましたが,本当にオイルセンサーかどうかはわかりません(笑)
とりあえず動作はうまくいっています。
Pin18をエレクトロタップで分岐し,JAZZ PX-3000の12P-灰に接続しました。
セキュリティーの動作をアンサーバックするのにハザードをいろいろなパターンに点灯させて知らせるために,ハザードランプへの配線をします。
エアコン吹き出し口をはずして,その下のハザードスイッチのコネクタの配線にエレクトロタップで割り込ませました。右と左の線がありました。
JAZZ PX-3000の12P-黄(2本ある)に,それぞれ接続します。
ボンネットの奥にサイレンを取り付けました。120dbmで結構大きい音が出ますね。
クリフォードみたいに,バッテリ搭載サイレンではありません。
PX-3000からは,Hiアクティブ制御です。すなわちサイレンに電圧供給を行うという論理になります。12P-茶に接続します。-側は,ボディーアースからとりました。ハーネスを外から簡単に見えないように出来るだけ隠すように工夫します。
通常のセキュリティーでは,Lowアクティブのような気がする。
ショックセンサーを取り付けます。できるだけ他の配線と経路が分かれるようにします。こうしないと誤動作しちゃうんですね。
ショックセンサーは2段階になっているんですが,PX-3000のは感度調整が別々に設定できないようです。安いからかな。
できれば,もう2個ぐらい追加した方がいいと思う。この時はオプション入力に入れるか,ダイオードORで入れればOKだね。
2Wayタイプなので,アンテナ/送受信ユニットを取り付けます。1200m以上飛ぶはずなんだけど,そんなに届かないなぁ。
おもしろい機能に,ドライバー呼び出し機能があります。このアンテナユニットにはノックセンサーが内蔵されていて,ここを「コンコン」ってたたくと,リモコンユニットに音と絵で知らせてくれます。なかなかGoodな機能です。
やっぱり無線ということで,バッテリーは食うんじゃないかな。これはしょうがないね。
JAZZ PX-3000はセキュリティーはもちろん,それ以外の便利な機能もあります。
ターボタイマーやリモートエンジンスタート等,いろいろ楽しめるんでお得です。
2回―異常なし 3回―ショックセンサー 4回―ドアセンサー
設定作動時間30秒,60秒,90秒,Offに設定出来ます。 OFFにすると,サイレン・ハザードの作動は停止して,アラーム機能を隠す事が出来ます。もちろんリモコンには警報作動した場合通知されるので安心。
ドアロック時は,ハザード1回とチャープ音1回鳴ります。 ドアロック解除時は,ハザード2回とチャープ音が2回鳴ります。
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