JAZZ PX3000の取り付け anchor.png

forester004.jpg

普通,セキュリティーの取り付けは専門業者に頼むと思います。しかし非常に取り付け費用が高いんで,自分で取り付けました。
感想は,結構苦労しましたが,特に難しいことはありませんでした。
無謀にもディラー等で電気関連の信号を事前に調べておくと行ったことをしないで,自分でテスターだけを頼りに全て行いました。
おかげで,信号を取る場所を探すのに半日,次の日に取り付けって言う具合に,2日ぐらいかかった。*1
フォレスターの電装がシンプルだったこともあって助かりましたが,現在の複雑な車では,事前の情報収集が大事だと思います。

jazz.jpg

これが,JAZZ PX-3000のパッケージの中身です。韓国製です。ここがメーカのホームページです。現在は,JAZZ PX-3000はなくなっていますね。 ;(
日本の代理店は,フェニックス電子です。おいらもここから購入しました。品川の近くに会社があります。技術的な事もいろいろ相談に乗ってもらえますよ。
いろいろ便利な機能がある割には,2,8000円で購入できました。コストパフォーマンスは抜群じゃないでしょうか。 :)


*1 実際に取り付けたのは,かなり前です。思い出しながらこの文章を書いているので,もしかしたら違ってるかも。ちゃんとディラー等で事前に調べておきましょう。 :)

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H6P電源線の取り付けとスターター周り anchor.png

PX-3000への電源はフォレスターのKeyスイッチへのコネクターから取ります。

フォレスター側JAZZ PX-3000側
常時12VH6P-赤,H6P-赤/白 及び ドアロック用リレー電源
ACCH6P-青 6P-茶
ONH6P-黄
STARTH6P-白
ボディーアースH6P-黒

常時12Vラインには,30AのFUSEを入れます(添付されているケーブルに取り付け済み)。
また,セキュリティー動作中はセルが回らないように,リレーを入れています。(スターターキル)

SF-5フォレスターA型はイモビはないので,こんなんで大丈夫です。

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ドア信号 anchor.png

ドア信号は,セキュリティー機能の車両ドアの開閉を検知する部分です。
フォレスターは,どこか1個のドアが開いてもワーニングランプが点灯するようになっているんで,このランプから取ることにしました。
最初は,メーターの裏から信号を取ろうと思いばらし始めましたが,ステアリング・ボス部分に取り付けてあるブーストメーターがじゃまになり,なんとメーターAssyがはずれません。しょうがないんで,たぶん線が下の方に延びているだろうということで,感を頼りに片っ端からテスターでコネクターというコネクターのピンを調べていきました。(間抜け)
本当は,ダイオードをかました方が良いんだけど,手抜きでつけてません。

オイル・ドア.gif

Pin15をエレクトロタップで分岐して,JAZZ PX-3000側の12P-白に接続しました。

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ドアロック/アンロック anchor.png

セキュリティーのリモコンでOn/Offした時に,自動的にドアのロックをしたり解除したりするようにするために配線します。
フォレスターのアクチュエータ・モータを直接動作させてロック・アンロックさせます。(キーレスエントリーがよくわからないため)。ただJAZZ PX-3000はLowアクティブなので,リレーをかませます。

いつでも元に戻せるように,ギボシで接続してあります。

ドアロック.gif

ステアリングの裏の右奥(右ドアの付け根の左側のへん)にある,キーレスエントリーユニットのコネクタの線の2本(薄緑/黒および赤/緑)を途中でカットし,PX-3000からの12P-青/白および12P-緑/白ハーネスに新たにリレーを間に入れて,アクチュエータ・モータにかける電流の方向を制御して動作させます。リレーはロック・アンロック用に各1個ずつ必要です。

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オイルセンサー anchor.png

リモートでエンジンをかけるときに,エンジンがかかったらセルを止めるためにこの信号が必要です。
ドア信号と同じコネクタから,信号を取りました。何回もエンジンをかけたり止めたりしてテスターで調べましたが,本当にオイルセンサーかどうかはわかりません(笑)
とりあえず動作はうまくいっています。

オイル・ドア.gif

Pin18をエレクトロタップで分岐し,JAZZ PX-3000の12P-灰に接続しました。

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ハザードランプへの配線 anchor.png

セキュリティーの動作をアンサーバックするのにハザードをいろいろなパターンに点灯させて知らせるために,ハザードランプへの配線をします。
エアコン吹き出し口をはずして,その下のハザードスイッチのコネクタの配線にエレクトロタップで割り込ませました。右と左の線がありました。

ハザードランプ.gif

JAZZ PX-3000の12P-黄(2本ある)に,それぞれ接続します。

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サイレンの取り付け anchor.png

ボンネットの奥にサイレンを取り付けました。120dbmで結構大きい音が出ますね。
クリフォードみたいに,バッテリ搭載サイレンではありません。
PX-3000からは,Hiアクティブ制御です。すなわちサイレンに電圧供給を行うという論理になります。12P-茶に接続します。-側は,ボディーアースからとりました。ハーネスを外から簡単に見えないように出来るだけ隠すように工夫します。
通常のセキュリティーでは,Lowアクティブのような気がする。

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ショックセンサーの取り付け anchor.png

ショックセンサーを取り付けます。できるだけ他の配線と経路が分かれるようにします。こうしないと誤動作しちゃうんですね。
ショックセンサーは2段階になっているんですが,PX-3000のは感度調整が別々に設定できないようです。安いからかな。
できれば,もう2個ぐらい追加した方がいいと思う。この時はオプション入力に入れるか,ダイオードORで入れればOKだね。

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アンテナユニットの取り付け anchor.png

2Wayタイプなので,アンテナ/送受信ユニットを取り付けます。1200m以上飛ぶはずなんだけど,そんなに届かないなぁ。
おもしろい機能に,ドライバー呼び出し機能があります。このアンテナユニットにはノックセンサーが内蔵されていて,ここを「コンコン」ってたたくと,リモコンユニットに音と絵で知らせてくれます。なかなかGoodな機能です。
やっぱり無線ということで,バッテリーは食うんじゃないかな。これはしょうがないね。

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リモコンの登録 anchor.png

リモコンを本体に登録します。この方法はKeyスイッチをあるパターンに操作するんですが,セキュリティー上,これはここには書けませんね(笑)
登録は,最初はやり方がよくわからなかったんだけど,やっているうちに登録できちゃいました。
動作も,見事に一発で動作しました。よかったよかった :D

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ボンネットスイッチ anchor.png

ボンネットの開閉を関知するためのセンサーです。取り付けてないです。そのうちのにつけようと思っています。
JAZZ PX-3000の6P-オレンジに接続します。(Lowアクティブ)

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バレースイッチ anchor.png

取り付けてないです。
取り付ける場合は,専用のコネクタで接続します。(Lowアクティブ)

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ライトコントロール anchor.png

取り付けてないです。つけるとリモコン操作で,車内ランプを点灯させることにより,車の中の様子が見れるようになります。
JAZZ PX-3000の6P-灰で制御できます。

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配線などのまとめ anchor.png

配線をうまくまとめて終了。っていったって実は適当にコードバンドでしまっておしまい。プロだと,こういうところにも手抜きはしないんだけどね。性格的に無理です。 :D
最後に,JAZZ PX-3000のループワイヤーをカットします。(AT用)

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JAZZ PX-3000の機能 anchor.png

px3000.jpg

JAZZ PX-3000はセキュリティーはもちろん,それ以外の便利な機能もあります。
ターボタイマーやリモートエンジンスタート等,いろいろ楽しめるんでお得です。 :D

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セキュリティー機能 anchor.png

  • ドア・オープン センサー
    ドアの開閉を監視している。ドアを無理やり開けられた場合,サイレンとハザードで威嚇します。リモコン側には,ドアが開いたアイコンとと音声で通知します。
  • トランク・オープン センサー
    トランクの開閉を監視します。
  • ボンネット・オープン センサー
    ボンネットの開閉を監視します。
  • デュアルショック センサー
    車体の衝撃を2段階で感知し,オープンセンサー同様アイコンにてショック1・2を表示します。
  • セルスターターカット
    セキュリティー作動中は,複製キーやメインキーなどの鍵を使用してもエンジンの始動を出来なくする機能があります。
  • オートリアーミング
    リモコンでロックを解除した後そのまま放置した場合,自動で再警備になります。
  • インパクトリポート
    ショックセンサーやドアセンサー等が感知した後,リモコンで解除すると車のチャープ音やハザードの回数で過去に何のセンサーが反応したのかを知る事が出来ます。
    2回―異常なし
    3回―ショックセンサー
    4回―ドアセンサー
  • 液晶バックライト
    夜間でも,リモコンへ通知があるとLCD画面が光るんで,ちゃんと確認出来ます。
  • パニックモード(緊急事態アラーム)
    強制的にサイレン等を鳴らしハザードランプを点滅させて,不審者等を威嚇する事が出来ます。
  • アラームタイム設定が可能
    アラームタイム(警報作動時間)の設定が出来ます。
    設定作動時間30秒,60秒,90秒,Offに設定出来ます。
    OFFにすると,サイレン・ハザードの作動は停止して,アラーム機能を隠す事が出来ます。もちろんリモコンには警報作動した場合通知されるので安心。
  • アンサーバック
    リモコンのボタン IIを押すと車両の状況が確認できます。
    車両が通信圏内にある場合「System is OK」と音声でしゃべり,
    エンジン始動中の場合「ブォーン」とアクセルを吹かす音と画面にアイコン表示
    ドアやトランク・ボンネットがあけられると「Vehicle is being attacked」の音声・作動音等と反応した各アイコンの表示になる。
    衝撃を受けた場合には,「Vehicle is being attacked」の音声・ガラスが割れたような作動音とアイコンの表示(Sho-1,2)になります。
    ドライバーコールが有った場合,「Looking for the driver」の音声と電話音とアイコンで知らせてくれます。
    音は,あんまり良くないです。 ;)
  • 液晶モニター
    異常時の個別表示に加え,ドアロック状況・リモコンバッテリー警告・エンジンスタートタイマー設定・アラーム設定・サイレントモード・振動モードなど,モード設定チェック用にアイコンがあり,状態を容易に確認出来ます。
  • LEDインジケーター
    通信ユニットにセキュリティー作動中に点滅する,赤LEDがあります。シンプルです。
    市販のLEDインジケーターを,取り付けることも出来ます。
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キーレスエントリー機能 anchor.png

  • キーレスエントリー
    セキュリティーON・OFF時にドアロックが連動し,ドアロック・アンロックがリモコン操作のみでOKになる。便利ですね。
  • ドアロック連動ハザード
    リモコンでドアロックを行うとハザードとチャープ音で確認出来ます。
    ドアロック時は,ハザード1回とチャープ音1回鳴ります。
    ドアロック解除時は,ハザード2回とチャープ音が2回鳴ります。
  • トランクオープナー
    フォレスターでは出来ないが,電磁式オープナーがある車種では,リモコンでトランクを開けられるように出来ます。
  • イグニッション連動 ドアロック・アンロック
    乗車後エンジンをかけてから30秒後には,自動的にドアがロックさせることが出来ます。Keyでエンジンを止めると,自動的にドアがアンロックされます。
    ちょっと高級車になった感じがする。
  • ラストドア アーミング
    車の鍵を抜き降車後,最後のドアを閉めると,30秒カウントダウンの後,自動的にドアロックし,セキュリティーモードに入れられるように出来ます。
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エンジンスターター機能 anchor.png

  • リモート・エンジンスタート
    リモコンでエンジンスタートが出来る。猛暑や寒いときに便利ですね。
  • タイマー予約 エンジン動作
    タイマー予約で,好きな時間にエンジンのスタートが出来ます。会社に行く前にエンジンをかけておくといったことが出来ちゃいます。
  • エンジンスタート確認
    エンジンスタート時に,LCD画面に排気ガス・アイコンと音で状態を確認出来ます。
  • エンジンスタート オートストップ
    リモコンでエンジンスタートを行った場合,プログラム設定によりエンジンを自動的に停止させる事が出来ます。(設定作動時間5分,15分,25分)
  • ターボタイマー
    ターボエンジン用に,アフターアイドリングを行う事が出来ます。
    プログラム設定により,OFF,1分,3分に設定できます。
    フォレスターは,ターボ車なんで便利です。
  • 寒冷時スタートモード
    寒冷地などで凍結防止の為,プログラム設定により一定時間毎にエンジン始動をさせてバッテリー上がりを防ぐことができたり,長い間車に乗らない場合でもバッテリー上がりを防ぐことも出来ます。(設定作動時間は,1時間毎,2時間毎,3時間毎)
  • クイックサービス(コンビニモード)
    コンビニに立ち寄る時などに,イグニッションキーを抜いてドアロックしても10分間エンジンが動いたままにすることが出来ます。
  • クランクタイム設定
    エンジンスタート機能を使う場合,古い車なんかで始動が悪い場合に,セル回転時間を長く設定出来ます。
  • リスタート
    エンジンスタートに失敗した場合,3回までリトライします。
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その他の機能 anchor.png

  • ドライバーコール機能
    通信ユニットに内蔵のノックセンサーにより,ノックセンサー部分をノックすると,チャープ音1回とハザードが1回点滅しドライバーのリモコンに知らせることが出来ます。リモコン側には「Looking for the driver」の音声と電話の呼び出しのような音とアイコン表示(CALL)されます。
  • 駐車位置確認
    暗闇の駐車場や広い駐車場などで,自分の車がどこにあるかわからなくなったときに,リモコンのボタン操作で,車の位置をサイレンとハザード点滅で探し出すことが出来ます。
  • リモコンボタンの操作ロック機能
    リモコンボタンの誤作動防止の為,ボタンロックをかけられます。
  • バレーモード
    立体駐車場や洗車,車検時などセキュリティーの各センサー類が働いては困る場合に,一時的にシステムを休止させるモードにする事が出来ます。
  • ルームライト制御(オプション)
    オプションにより,ルームライトを作動と連動させて点灯させる事が出来ます。セキュリティー解除時やセンサー反応時に連動します。
  • ウインドウロールアップ・ダウン(オプション)
    オプションにより,ウインドウをアップ・ダウンさせる事が出来ます。
    セキュリティーに連動して,セキュリティー作動時にウインドウも自動的に閉まるように出来ます。(安全装置つき)
  • アラーム時計
    リモコンで時刻を設定しておけば,設定した時刻に知らせてくれます。
  • 通信可能範囲のチェック
    リモコンのIIボタンを押すと,車と通信可能かどうかがわかります。
    車が通信圏内にある場合,「System is OK」と音声により確認できます。
  • 振動モード
    リモコンを振動モードにすると,振動のアイコンが表示され,マナーモードになります。

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最終更新: 2020-12-26 (土) 16:07:38 (JST) (1215d) by yuji