車のOBD-IIコネクタ(J1962)とPCを接続するためのケーブルが必要です。
SUBARUは国際標準のISO9141-2だけど,MAZDA車(RX-8以降)では,CAN通信タイプじゃないとダメみたいだ。2008年からアメリカで販売する車はすべてCAN通信対応じゃないとダメになった。
おいらは,お金がないのと自分でいろいろやるのが楽しみなんで,ケーブルを自作しました
電気的にはccTalkに似ているみたい(というか同じみたいなんだけど・・・)ってことで,ケーブルは簡単に作れました。
ケーブル作成で一番の問題だったのは,J1962のコネクターです。日本のコネクターメーカーでも作っているようですが,カタログ等には載せていません。北海道にある会社で通販出来そうなんで購入しました。雄コネクターとピンです。予備も含めて購入したんで3,000円程度かかりましたが,1個ぶんなら1,500円ぐらいです。届いたコネクターを見たら,住友電装のコネクターでした。
とりあえず,手元にある以前作った自作の汎用通信I/F基板(単なるI/Fコンバーターです。RS232C-USB・RS232C-カレントループとかが出来る基板)をそのまま使用することにしました。
ISO-9141-2では,K LineとL Lineという2本の信号が必要ですが,K Lineは双方向でL Lineは単方向のみの信号です。めんどうなんで,双方向のK Lineのみのサポートでやってみようと思います,
さあ完成ということで,接続してしてみました。しかしうんともすんともいいません。 基板を見たら実装しているカレントループ用フォトカプラーが+7V耐圧しかない物でした。たぶん車の+12Vで壊れちゃってることでしょう。 しょうがないんで手元のDIPタイプのフォトカプラーで代用しました。あれ,まだ動かない。へんだな。ということでオシロで見たら,K LineのLowレベルがかなり高い。うーむフォトカプラーのVfが影響しているだな。
Tr受けにしないとダメだなコリャ,ということで,2時間ぐらいかけてジャノメ基板でいちから作り直しました。こんどはなんとか無事うまくいったようです。
自作した基板・ケーブルの回路図は,これ → *1
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