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EDAは,電子回路の設計・プリント基板のデザインなどの設計作業を支援するためのソフトウェアのことのようだ。

EDAが出現する前は,紙に回路図をペンなどで記載し,基板デザインも細いテープを透明フィルム(畳1畳程度)に貼っていって,作成していました。
ひじょうに手間がかかる作業で,当然コストもかなりかかっていました。基板パターンは1枚の比較的小さなプリント基板(300mmx200mm程度)でも,数ヶ月の開発期間が必要で,代金も300万円以上はかかりました。

その後EDAが開発されるわけですが,初期のEDAでもある日本の図研の製品は3000万円以上していました。(現在でも) それでも10枚程度作れば設計費用はペイすると考えていました。

ちなみに,初期のEDAは,40年ほど前にカリフォルニア大学バークレー校で開発されたSPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)でスパイスと呼んでいるのが最初みたい。これはアナログ電子回路の機能をシミュレーションするためのソフトウェアで,現在も開発が継続されています。

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フリーソフトウェアのEDA anchor.png

提供製品機能・特徴
RS OnlineDesignSpark PCB回路図エディタ,PCBエディタ,部品表,部品ライブラリ(8000以上),3Dビューワー。
P版.comCADLUS Circuit/CADLUS X回路図エディタ,PCBエディタ(400x450mmまで),部品ライブラリ(428(sch),15000(PCB)),ガーバービューワー。
日本語UI
水魚堂BSchベース
水魚堂BSch3V / Minimal Board Editorオープンソース。
回路図エディタ,PCBエディタ,部品ライブラリ。
日本語UI
KiCadKiCad EDAオープンソース。
回路図エディタ,PCBエディタ,部品表,部品ライブラリ,ガーバービューワー,3Dビューワー。
日本語UI
gEDAgEDAオープンソース。
回路図エディタ,PCBエディタ,部品ライブラリ,ガーバービューワー,シュミレータ。
XCircuitXCircuitオープンソース。
回路図エディタ。
AUTODESKEAGLE機能限定版。(回路図1枚・両面基板・100mmx80mm以下ならフリー)
回路図エディタ,PCBエディタ,部品表,部品ライブラリ。

おすすめのEDAはKiCad EDAです。

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クラウドベースのEDA anchor.png

WEBブラウザを使って作業できるオンラインEDA :-o

scheme-itDigi-Keyのオンライン回路図エディター
持っているDigi-Keyのアカウントでログインして使用できる。部品発注もオンラインで出来る。
PCB設計は,KiCadで行えるように連携できる。
UpverterAltiumが開発したオンラインで操作するEDA
回路図作成して,プリント基板デザインが出来ます。
EasyEDA中国製オンラインで操作するEDA
回路図作成して,プリント基板デザインして,部品発注( LCSC )も基板発注( JLCPCB )もオンラインで出来てしまいます。
無料版:公開しないプロジェクトでは2つ。公開するなら制限なし。
有料版:月9.9ドル

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最終更新: 2022-11-17 (木) 09:02:51 (JST) (525d) by yuji