Thunderbirdで使えるAdd-onに,GnuPGを使ってメールを暗号化するEnigmailっていうのがある。
これを使ってメールを暗号化しているんだけど,いつからかわからないけど,暗号化したメールを作るときに,エンコーディング指定がUTF-8になってしまう。GnuPGでは,ISO-2022-JPとしてエンコードしているのに・・・
これは,EnigmailがエンコードをUTF-8へ変更しちゃったのが原因みたいだ。これじゃあ,復号化すると本文はISO-2002-JPなのに,ヘッダーのエンコード指定がUTF-8になっちゃうので,おそらく正常に表示できなくなっちゃう。(多くのWindows版のPGP対応メールソフトは,互換性が無いと思われる)
これを回避するには,EnigmailとGnuPGにオプションを追加することにする。
Thunderbird上から,以下のバージョンのEnigmailを使うのと設定を変更する必要がある。
これで,本文パートのエンコーディング指定が以下のようになる。
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit
この設定を行わないと,本文パートのエンコーディング指定が,
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8; format=flowed Content-Transfer-Encoding: quoted-printable
とか
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit
になっちゃう。
それと鍵サーバーにpgp.nic.ad.jpを追加しておく。
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