Windowsではセキュリティを高めるためや機能をアップするために,システムを更新するためのWindows Updateという機能があり,これによりWindowsを常に最新の状態を維持できるようにしている。
しかし,この更新されたプログラム自体が原因で問題を新たに発生したり(ネットワークに接続できなくなる・・・),Windowsが立ち上がらなくなってしまったりするような不具合が起こることもある。最近は,ほんとこのような問題が多いです。
また,大きな更新があると更新自体に数時間もかかったり,更新に失敗する場合やいつまでたっても更新が終わらない場合も少なくない。
このため,デフォルト設定による自動で勝手に更新することをやめて,マニュアルで更新内容を確認してから更新するようにシステムを設定変更したくなる。
以下は,このWindows Updateをマニュアルでの更新に設定する方法。
Windows 7で自動更新をしないようにするには,以下のように設定する。
これで,自動更新しないように設定出来る。
Windows 10の場合設定からは変更出来ない。
レジストリを変更して自動更新されないようにするやり方と,サービス設定とタスクスケジューラーの設定を変更することで自動更新されないようにするやり方と2つの方法がある。
自動更新を無効にするには,コマンドプロンプトを管理者権限で起動して,以下のコマンドを実行します。
> reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU" /v "NoAutoUpdate" /d "1" /t REG_DWORD /f
何らかの理由で元の自動更新するようにする場合は,以下のコマンドを実行します。
> reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU" /v "NoAutoUpdate" /d "0" /t REG_DWORD /f
まず,サービスの設定を変更します。
次に,タスクスケジューラーでスケジュール設定を変更します。
これで,Windows Updateが自動で更新されなくなります。
Windows Updateで更新してシステムに不具合が発生してしまう場合,その更新プログラムをアンインストールすると不具合が解消される。
しかし,このままの状態だと再び同じ更新が始まってしまって,これの繰り返しになってしまうことがある。
こんな時に特定の更新プログラムが適用されないようにする方法。
Microsoftが無償提供しているトラブルシューティングツールShow or hide updatesを使うと,特定の更新プログラムのブロックが出来る。
これで,特定の更新プログラムをインストールされないようにします。
もし,再び更新させたい設定にするには,wushowhide.diagcabを再度起動し,更新を呈しているプログラムがリストアップされるので,再開したいプログラムをマークして次へで元に戻せます。
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