1: 2008-11-27 (木) 09:47:46 yuji |
現: 2020-12-26 (土) 16:07:41 yuji |
| 大まかな違いは, | | 大まかな違いは, |
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- | 1.購入単価~ | + | +購入単価~ |
- | ''DVD-RAM>DVD-RW>DVD-RのVRモード未対応(DVD-Rは安い)'' | + | ''DVD-RAM>DVD-RW>DVD-RのVRモード未対応(DVD-Rは安い)''~ |
- | | + | +保存性~ |
- | 2.保存性~ | + | |
| ''DVD-RAM=DVD-RW>DVD-R''~ | | ''DVD-RAM=DVD-RW>DVD-R''~ |
| DVD-Rは,記録層の材料に有機色素材を使用している為,日光や蛍光灯などの紫外線に影響を受けやすく,経年退化しやすい。CD-Rと同様。~ | | DVD-Rは,記録層の材料に有機色素材を使用している為,日光や蛍光灯などの紫外線に影響を受けやすく,経年退化しやすい。CD-Rと同様。~ |
| DVD-RAMとDVD-RWは,熱で金属の状態を変化させる事を利用して記録するんで紫外線の影響は殆ど受けない。 | | DVD-RAMとDVD-RWは,熱で金属の状態を変化させる事を利用して記録するんで紫外線の影響は殆ど受けない。 |
- | | + | +再生機の互換性~ |
- | 3.再生機の互換性~ | + | |
| ''DVD-R(Videoモード)>DVD-RW(Videoモード)>DVD-RW(VRモード)>=DVD-RAM>DVD-R(VRモード)'' | | ''DVD-R(Videoモード)>DVD-RW(Videoモード)>DVD-RW(VRモード)>=DVD-RAM>DVD-R(VRモード)'' |
- | | + | +使用可能な解像度の種類 |
- | 4.使用可能な解像度の種類 | + | ++DVD-Video規格 |
- | --DVD-Video規格 | + | ~D1:720×480,1/2D1:360×480 限定 |
- | D1:720×480,1/2D1:360×480 限定 | + | ++DVD-VR規格 |
- | --DVD-VR規格 | + | ~上記の他に,中間解像度が使用可能。3/4D1:560×480,2/3D1:480×480とか。 |
- | 上記の他に,中間解像度が使用可能。3/4D1:560×480,2/3D1:480×480とか。 | + | +音声多重信号(=二ヶ国語とは限らない)の記録制限~ |
- | | + | ++DVD-Video規格 |
- | 5.音声多重信号(=二ヶ国語とは限らない)の記録制限 | + | ~音声多重信号(=二ヶ国語とは限らない)の記録は不可。音声トラックは8トラックあるが,普通は1トラックのみのサポート~ |
- | --DVD-Video規格 | + | ステレオ信号(左右チャンネル)の再生音切り替えが不可。~ |
- | 音声多重信号(=二ヶ国語とは限らない)の記録は不可。音声トラックは8トラックあるが,普通は1トラックのみのサポート~ | + | ++DVD-VR規格 |
- | ステレオ信号(左右チャンネル)の再生音切り替えが不可。 | + | ~音声多重信号の記録が可能。(音声トラックとしては1トラックのみのサポート)~ |
- | --DVD-VR規格 | + | ステレオ信号(左/右)、音声多重信号(主/副)の再生音切り替えが可能。~ |
- | 音声多重信号の記録が可能。(音声トラックとしては1トラックのみのサポート)~ | + | +コピーワンス録画への対応~ |
- | ステレオ信号(左/右)、音声多重信号(主/副)の再生音切り替えが可能。 | + | ++DVD-Video規格 |
- | | + | ~コピーワンス録画が可能なCPRMには未対応(コピーワンスが録画不可能)~ |
- | 6.コピーワンス録画への対応 | + | ++DVD-VR規格 |
- | --DVD-Video規格 | + | ~CPRMに対応(コピーワンスが録画可能)~ |
- | コピーワンス録画が可能なCPRMには未対応(コピーワンスが録画不可能) | + | +編集精度~ |
- | --DVD-VR規格 | + | ++DVD-Video規格~ |
- | CPRMに対応(コピーワンスが録画可能) | + | ~GOP単位(0.5秒)のみ~ |
- | | + | ++DVD-VR規格~ |
- | 7.編集精度 | + | ~フレーム単位(1/30秒)まで可能~ |
- | --DVD-Video規格 | + | |
- | GOP単位(0.5秒)のみ | + | |
- | --DVD-VR規格 | + | |
- | フレーム単位(1/30秒)まで可能 | + | |
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| **コピープロテクト [#gd252113] | | **コピープロテクト [#gd252113] |
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- | -CSS~ | + | +CSS |
- | CSS(Content Scramble System)は,通常のDVD-Videoソフトで採用されているコンテンツ暗号化システム。映像コンテンツを暗号化し,その暗号鍵を複製できないエリアに記録する。これが施されたディスクは,PCで単純にコピーしても暗号鍵自体がコピー出来ない為,再生できない。~ | + | ~CSS(Content Scramble System)は,通常のDVD-Videoソフトで採用されているコンテンツ暗号化システム。映像コンテンツを暗号化し,その暗号鍵を複製できないエリアに記録する。これが施されたディスクは,PCで単純にコピーしても暗号鍵自体がコピー出来ない為,再生できない。~ |
| ノルウェーの16歳の少年が,1999年にCSS回避ツールDeCSSを開発して公開したため,現在では簡単にCSSを解除できるようになっている。 | | ノルウェーの16歳の少年が,1999年にCSS回避ツールDeCSSを開発して公開したため,現在では簡単にCSSを解除できるようになっている。 |
- | | + | +CPRM |
- | -CPRM~ | + | ~インテル,IBM,東芝,パナソニック(4C Entity)によって開発された,コピー・ワンス(1世代だけ録画可能)の番組を録画するときに使われるコピープロテクション。~ |
- | インテル,IBM,東芝,パナソニック(4C Entity)によって開発された,コピー・ワンス(1世代だけ録画可能)の番組を録画するときに使われるコピープロテクション。~ | + | 2004/4/5から,BS/地上デジタルテレビ放送にコピーワンスというコピープロテクションが加えられ,デジタル放送番組のデジタル録画をするためには,CPRMに対応しているレコーダーと録画用メディアが必要となった。CPRMで録画した場合,CPRM対応のプレーヤーやPCあれば再生できるが,CPRM非対応のプレーヤーやPCでは再生できない。~ |
- | 2004/4/5から,BS/地上デジタルテレビ放送にコピーワンスというコピープロテクションが加えられ,デジタル放送番組のデジタル録画をするためには,CPRMに対応しているレコーダーと録画用メディアが必要となった。CPRMで録画した場合,CPRM対応のプレーヤーやパソコンであれば再生できるが,CPRM非対応のプレーヤーやパソコンでは再生できない。 | + | また,CPRMでプロテクションをするには,DVD-VR形式での記録にしか認められていません。つまり,DVD-Video形式では,出来ないと言うこと。 |
- | | + | ~日本以外では,使われていない。 |
- | 日本以外では,使われていない。 | + | ++仕組み |
- | | + | ~固有のメディアIDを,BCA (Burst Cutting Area)と呼ばれるライティングソフトで書き込めないDVDの最内周部分に書き込んで,映像データを暗号化して記録する。~ |
- | --仕組み~ | + | PCでデータはコピーできても,メディアIDを書き換えられないのでデコード出来ないため,映像を見ることは出来ない。この方式により録画されたメディアを再生する場合は,DVD-R・DVD-RW・DVD-RAM・DVD-R DLなどへの再生対応を謳っていても,その再生機器がCPRMに対応(データデコードを許されている,デバイスキーを機器が持っている)していなければ見ることが出来ない。CPRMに対応したAV機器は増えているが,旧型の製品や安い海外メーカー製DVDプレーヤーなどには,CPRMに非対応の製品も多い。また,CPRMに対応したPC用のプレーヤーの場合は,最初にオンラインでの認証が必要となる。再生時は,このメディアIDと別のMKB(Media Key Block)によって作られる暗号鍵と,AV機器の持つデバイスキーでデコードが行われるが,万一暗号鍵が破られてもメディア側のMKBデータを更新してしまえば,そのメディアの復号が行えなくなり,映像を見ることが出来なくなる。 |
- | 固有のメディアIDを,BCA (Burst Cutting Area)と呼ばれるライティングソフトで書き込めないDVDの最内周部分に書き込んで,映像データを暗号化して記録する。~ | + | +CPPM |
- | PCでデータはコピーできても,メディアIDを書き換えられないのでデコード出来ないため,映像を見ることは出来ない。この方式により録画されたメディアを再生する場合は,DVD-R・DVD-RW・DVD-RAM・DVD-R DLなどへの再生対応を謳っていても,その再生機器がCPRMに対応(データデコードを許されている,デバイスキーを機器が持っている)していなければ見ることが出来ない。CPRMに対応したAV機器は増えているが,旧型の製品や安い海外メーカー製DVDプレーヤーなどには,CPRMに非対応の製品も多い。また,CPRMに対応したPC用のプレーヤーの場合は,インターネットを経由しての認証が必要となる。再生時は,このメディアIDと別のMKB(Media Key Block)によって作られる暗号鍵と,AV機器の持つデバイスキーでデコードが行われるが,万一暗号鍵が破られてもメディア側のMKBデータを更新してしまえば,そのメディアの復号が行えなくなり,映像を見ることが出来なくなる。 | + | ~CPPM(Content Protection for Prerecorded Media)は,再生専用メディアのコピープロテクション。原理的には,CPRMと同じである。おもにDVDオーディオに採用されていて,日本においては同品質の複製は「コピー不可」となっている。 |
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- | -CPPM~ | + | |
- | CPPM(Content Protection for Prerecorded Media)は,再生専用メディアのコピープロテクション。原理的には,CPRMと同じである。おもにDVDオーディオに採用されていて,日本においては同品質の複製は「コピー不可」となっている。 | + | |