上野家のホームページ
ナーマル,マリン,ココ
[
新規
|
一覧
|
検索
|
最新
|
ヘルプ
]
開発/テスター/RM102/スペック
をテンプレートにして作成
資料室
開発/テスター/RM102/スペック をテンプレートにして作成
[
差分
|
バックアップ
|
リロード
]
[ ]
開始行:
* RM102のスペック
RICHMETERS RM102の主なスペック。~
安価な割に多機能。ACの実効値測定はTrue RMS。
''一般仕様''~
|モデル |RICHMETERS RM102 ...
|カウント数 |6000カウント ...
|変換レート |3回/秒 ...
|レンジ |自動切り替え ...
|RMS |True RMS ...
|表示 |バックライト付LCD ...
|Low電池検出 |あり ...
|電源 |1.5V AAAバッテリー x2, 自動電源OFF ...
|サイズ |130 x 65 x 32mm ...
|重量 |130g ...
|付属品 |テスターリード 1ペア|
|~|携帯ポーチ|
|~|K熱電対ケーブル|
|~|英文マニュアル|
''測定仕様''~
|モード |レンジ |分解能 |確度 |h
|DCV |60.00mV |0.01mV |±0.5%+3 |
|~|600.0mV |0.1mV |±0.5%+3 |
|~|6.000V |0.001V |±0.5%+3 |
|~|60.00V |0.01V |±0.5%+3 |
|~|600.0V |0.1V |±0.5%+3 |
|~|1000V |1V |±0.5%+3 |
|ACV |60.00mV |0.01mV |±1.0%+3 |
|~|600.0mV |0.001V |±1.0%+3 |
|~|6.000V |0.001V |±1.0%+3 |
|~|60.00V |0.01V |±1.0%+3 |
|~|600.0V |0.1V |±1.0%+3 |
|~|750V |1V |±1.0%+3 |
|DCA |60.00mA |0.01mA |±1.2%+3 |
|~|600.0mA |0.1mA |±1.2%+3 |
|~|6.000A |0.001A |±1.2%+3 |
|~|10.00A |0.01A |±1.2%+3 |
|ACA |60.00mA |0.01mA |±1.5%+3 |
|~|600.0mA |0.1mA |±1.5%+3 |
|~|6.000A |0.001A |±1.5%+3 |
|~|10.00A |0.01A |±1.5%+3 |
|Ω |600.0Ω |0.1Ω |±0.5%+3 |
|~|6.000KΩ |0.001KΩ |±0.5%+3 |
|~|60.00KΩ |0.01KΩ |±0.5%+3 |
|~|600.0KΩ |0.1KΩ |±0.5%+3 |
|~|6.000MΩ |0.001MΩ |±0.5%+3 |
|~|60.00MΩ |0.01MΩ |±1.5%+3 |
|キャパシタンス |9.999nF |0.001nF |±5.0%+20 |
|~|99.99nF |0.01nF |±2.0%+5 |
|~|999.9nF |0.1nF |±2.0%+5 |
|~|9.999uF |0.001uF |±2.0%+5 |
|~|99.99uF |0.01uF |±2.0%+5 |
|~|999.9uF |0.1uF |±2.0%+5 |
|~|9.999mF |0.01mF |±5.0%+5 |
|導通チェック |50Ω以下でブザー|<|<|
|ダイオードチェック|Vf表示 |開放電圧|約3.0V |
|周波数 |99.99Hz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|999.9Hz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|9.999KHz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|99.99KHz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|999.9KHz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|9.999MHz |0.01Hz |±0.1%+3 |
|デューティサイクル|1~99% |0.1% |±0.1%+2 |
|温度 |-20~1000℃ |1℃ |±2.5%+5 |
|~|-4~1832F |1F |±2.5%+5 |
- [[ユーザーズ・マニュアル>./manual]]
* ハードウェア
テスター内部に実装されている保護Fuseは小型(9.5mmx3mm)の...
テスター棒を挿入するところは,円筒になっている端子がその...
RM102は,Dream Tech International社の[[DTM0660L>http://ww...
ADCは14bitで,価格の割には高性能な感じ。
このチップの特徴は,構成可能な設定やキャリブレーションデ...
これにより,ハードウェアを変更することなくEEPROMのデータ...
RM102では,DTM0660Lチップはdieチップのまま(COB)で実装さ...
** EEPROMの読み書き
使用されているEEPROMは,24C02Aが実装されている。この24C02...
WPピンはプルアップされているので,アドレス0x80-0xFFはWrit...
そのため0x80-0xFFの内容を変更する場合には,WPピンをlowに...
|ピン|機能|説明 |h
|1 |A0 |Chip Address0 |
|2 |A1 |Chip Address1 |
|3 |A2 |Chip Address3 |
|4 |VSS |GND |
|5 |SDA |Serial Data I/O |
|6 |SCL |Serial Clock |
|7 |WP |Write Protect |
|8 |VCC |VCC |
RM102では,VCCに3Vが供給されている。外部との接続時に注意...
** EEPROMのバックアップ
EEPROMに書き込まれているデータには校正データも含まれてい...
EEPROMをarduinoを使って読み書きする場合は,
|arduino|RM102&br;24C02A|h
|AD4/SDA|5 SDA |
|AD5/SCL|6 SCL |
|GND |4 GND |
のように接続する。注意することとして''SDAとSCLは,3.3Vレ...
以下のようなプログラムで先頭から256byteを読み出す(一部書...
#code(C,nonumber,rm102.ino)
*** RM102のEEPROMのデータ
購入したRM102のEEPROMの内容と,改造後のEEPROMの内容。~
#code(TEXT,nonumber,eeprom.txt)
改造箇所は,
- REL長押しでUART通信が出来るように,アドレス0xFAを0xCCか...
- カウント数を5904から6000にするために,アドレス0x10を0x1...
- mAレンジでuAの測定が出来るように,アドレス0xA9を0x00か...
** EEPROMによるカスタマイズ
EEPROMによるカスタマイズ出来るいくつかの項目。(詳細は[[D...
|アドレス|デフォルト|内容 ...
|0x0B,0x0C |0xF0,0x00 |環境温度(25.0℃)|
|0x0D,0x0E,0x0F|0x28,0xCF,0x03|環境温度黙認 ADC値|
|0x10,0x11 |0x10,0x17 |カウント設定 0x1710=5904カウント, ...
|0x12,0x13 |0x38,0x18 |レンジ変更上限 0x1838=6200(4000カ...
|0x14,0x15 |0x44,0x02 |レンジ変更下限 0x0244=580(4000カ...
|0x16 |0x6E |直流電圧OL値 0x6E=110 1100V(単位...
|0x17 |0x50 |交流電圧OL値 0x50=80 800V(単位:*...
|0x18 |0x64 |直流警報電圧値 0x64=100 1000V(単...
|0x19 |0x4B |交流警報電圧値 0x4B=75 750V(単位...
|0x1A |0x3C |uAレンジ電流警報値 0x3C=60 6000uA...
|0x1B |0x3C |mAレンジ電流警報値 0x3C=60 600mA(...
|0x1C |0x0A |Aレンジ電流警報値 0x0A=10 10A(単...
|0x1E |0x40 |NCV表示記号:セグメントG(bit0-6が...
|0x20,0x21 |0xE7,0x99 |アンプパラメータ|
|0x22,0x23 |0xA4,0x80 |500mV 補正率|
|0x24,0x25 |0x64,0x00 |NCV底数(10.0mv)|
|0x26,0x27 |0x96,0x00 |NCV解像度(15.0mv)|
|0x28,0x29 |0x09,0x29 |AC6Vレンジ電圧補償率(周波数)|
|0x2A,0x2B |0x00,0x80 |500uA 補正率(0x8000は,おそらく補...
|0x2C,0x2D |0xBB,0x7E |50mA 補正率|
|0x2E,0x2F |0x52,0x75 |5A 補正率|
|0x40,0x41 |0x00,0x01 |AC60mVレンジ ノイズ控除数(直接入...
|0x42,0x43 |0x00,0x01 |AC600mVレンジ ノイズ控除数(直接入...
|0x44,0x45 |0x00,0x07 |AC600mVレンジ ノイズ控除数(10M/1....
|0x46,0x47 |0x98,0x00 |AC6Vレンジ ノイズ控除数(10M/1.111...
|0x48,0x49 |0x64,0x00 |AC60Vレンジ ノイズ控除数(10M/101k...
|0x4A,0x4B |0x64,0x00 |AC600Vレンジ ノイズ控除数(10M/10k...
|0x4C,0x4D |0x64,0x00 |AC1000Vレンジ ノイズ控除数(10M/1k...
|0x50,0x51 |0x00,0x80 |6Aレンジ補正率(0x8000は,おそらく...
|0x52,0x53 |0x00,0x80 |60Aレンジ補正率(0x8000は,おそら...
|0x54,0x55 |0x00,0x80 |600Aレンジ補正率(0x8000は,おそら...
|0x56,0x57 |0x00,0x80 |6000Aレンジ補正率(0x8000は,おそ...
|0x60,0x61 |0x7D,0x7F |抵抗 50K 補正率|
|0x62,0x63 |0x00,0x83 |抵抗 50Mレンジ補正率|
|0x70,0x71 |0x62,0x80 |コンデンサ静電容量 500nF 補正率|
|0x74,0x75 |0xAD,0x85 |コンデンサ静電容量 50uF 補正率|
|0x76,0x77 |0xE0,0x7C |コンデンサ静電容量 50mFレンジ補正率|
|0x78,0x79 |0x18,0x01 |コンデンサ静電容量 9nFレンジ底数控...
|0x80-0xBF | |ロータリースイッチなどに割り当てる...
|0xE8,0xE9 |0x00,0x80 |DCV DC600mV 補正率(0x8000は,おそ...
|0xEA,0xEB |0x00,0x80 |DCV DC6V 補正率(0x8000は,おそら...
|0xEC,0xED |0x00,0x80 |DCV DC60V 補正率(0x8000は,おそら...
|0xEE,0xEF |0x00,0x80 |DCV DC600V 補正率(0x8000は,おそ...
|0xF0,0xF1 |0x00,0x80 |DCV DC1000V 補正率(0x8000は,おそ...
|0xF9 |bit7:1 |リザーブ ...
|~|bit6:1 |リザーブ ...
|~|bit54:00 |VDDA電圧 00:3.6V, 01:3.2V, 10:2.8V, 11:2.4V...
|~|bit32:01 |VLCD電圧 00:3.3V, 01:3.0V, 10:2.8V, 11:2.5V...
|~|bit1:1 |起動時PT1.2状態設定(電源ON表示用)1: PT1.2...
|~|bit0:1 |1: NCV機能中PT1.2はBEEPと同時に変化させるこ...
|0xFA |bit7:1|MVレンジ 1: 60.00mv/600.0mv, 0: 600.0m...
|~|bit6:1|リザーブ ...
|~|bit5:0|リザーブ ...
|~|bit43:01|00: BL ON時PT2.2=0, OFF時PT2.2=1 ...
|~|~|01: BL ON時PT2.2=1, OFF時PT2.2=0 ...
|~|~|10: BL ON時PT2.2=pwm PT2.3=0, OFF時PT2.2=1 PT2.3=1 ...
|~|~|11: BL ON時PT2.2=pwm PT2.3=1, OFF時PT2.2=1 PT2.3=0 ...
|~|bit2:1|1: HOLDキー長押しでバックライトON/OFF, 0: 機能...
|~|bit1:0|1: RELキー長押しでUART通信をON/OFF, 0: 機能無し...
|~|bit0:0|1: クランプメーター, 0: 通常 ...
|0xFB |0x0F |オート電源オフまでの時間 0: 自動電...
|0xFC |0x78 |バックライトの持続時間&br;0: バッ...
|0xFD |bit7:1 |1: 周波数レンジ測定チャンネル切替...
|~|bit6:0 |1: UART送信形式 bit3~0->com0~3 0: bit3~...
|~|bit5:1 |1: UART送信 14bytes(seg0~seg13) 0: 15byte...
|~|bit4:0 |1: PT1.2 ncv ledのみ 0: PT1.2 ncv led 及び ...
|~|bit3-0:0010|低電圧自動電源OFF 遅延時間秒数 0010: 2s, 1...
バックライトは,120秒で自動的に消える設定になっている。
0xFAを0xCEに書き換えて有効にできるUART通信は,使用する時...
しかし,RM102には''REL''ボタンが無い。このためUART通信を...
*** 測定機能の選択
ロータリスイッチ(PT2.7~PT.24)で16種の測定機能選択がで...
各コード毎にEEPROMの設定でMax4種の機能を設定できる。選択...
|RM102&br;位置|PT2.7|PT2.6|PT2.5|PT2.4|機能1 |機...
|- |0 |0 |0 |0 ...
|- |0 |0 |0 |1 ...
|- |0 |0 |1 |0 ...
|- |0 |0 |1 |1 ...
|- |0 |1 |0 |0 ...
|- |0 |1 |0 |1 ...
|A |0 |1 |1 |0 ...
|℃ |0 |1 |1 |1 ...
|- |1 |0 |0 |0 ...
|mA |1 |0 |0 |1 ...
|- |1 |0 |1 |0 ...
|Ω |1 |0 |1 |1 ...
|- |1 |1 |0 |0 ...
|Hz |1 |1 |0 |1 ...
|V |1 |1 |1 |0 ...
|mV |1 |1 |1 |1 ...
アドレス0xA9に0x0Cを,アドレス0xB9に0x0Dを書き込んで,mA...
*** 測定機能(0x80~0xBFに割り当てる)
|測定機能コード|ジャンパ |機能内容 ...
|0x00 |ー |無 ...
|0x01 |J1A,J1B |DCmV: 60.00mV/600.0mV ...
|0x02 |J1A,J1B |ACmV: 60.00mV/600.0mV ...
|0x03 |X |DCV(Without mV):6.000V/60.00V...
|0x04 |X |ACV(Without mV):6.000V/60.00V...
|0x05 |X |DCV(With mV):600.0mV/6.000V/6...
|0x06 |X |ACV(With mV):600.0mV/6.000V/6...
|0x07 |J1A,J1B |600.0Ω/6.000kΩ/6.000kΩ/60.00k...
|0x08 |ー |ー ...
|0x09 |J1A,J1B |導通 ...
|0x0A |J1A,J1B |ダイオード ...
|0x0B |J1A,J1B |コンデンサ容量&br;9.999nF/99....
|0x0C |J4(or J5) |DCμA 600.0μA/6000μA(or クラ...
|0x0D |J4(or J5) |ACμA 600.0μA/6000μA(or クラ...
|0x0E |J3(or J5) |DCmA 60.00mA/600.0mA(or クラ...
|0x0F |J3(or J5) |ACmA 60.00mA/600.0mA(or クラ...
|0x10 |X(or J5) |DCA 6.000A/60.00A(or クラン...
|0x11 |X(or J5) |ACA 6.000A/60.00A(or クラン...
|0x12 |J1A J2,J2'|周波数Hz/デューティ% ...
|0x13 |J1A |温度(℃) ...
|0x14 |J6 |トランジスタのhFE ...
|0x15 |J1A |温度(華氏) ...
|0x16 |J1A |DCA 6.000A ...
|0x17 |J1A |ACA 6.000A ...
|0x18 |J1A |DCA 60.00A ...
|0x19 |J1A |ACA 60.00A ...
|0x1A |J1A |DCA 600.0A ...
|0x1B |J1A |ACA 600.0A ...
|0x1C |J1A |DCA 6000A ...
|0x1D |J1A |ACA 6000A ...
|0xiE |X |NCV(非接触電圧測定) ...
ジャンパワイヤーについて~
|Jx表示|このJWはジャンパーが必要|
|X表示 |何もつながない |
** ボタンSWの増設
RM102には,DTM0660Lチップを使った他のデジタルマルチメータ...
|ボタンSW |機能 ...
|HZ/DUTY |周波数とDuty表示の切り替え。 ...
|REL |手動レンジに切り替え,相対値測定モードにする...
|RANGE |自動/手動レンジ切り替え。手動レンジで小数点位...
|Min/Max |手動レンジに切り替え,Max値とMin値を表示。 ...
4つのボタンSWの配線図は以下のようにする。~
PT1.1 -------- REL SW ----------- PT1.2
PT1.1 -------- HZ/DUTY SW ------- PT1.0
PT1.1 -------- RANGE SW --------- BATのマイナス
PT1.2 -------- Min/Max SW ------- PT1.0
このときの接続する場所は以下の場所にする。~
|PT1.0|バッテリーホルダーの左のコンデンサ100uF/16Vの右の...
|PT1.1|バッテリーホルダーの右のSW3 RANGEシルクの下のランド|
|PT1.2|EEPROM 5番pinの右下とDTM0660Lの間のVia|
これらの4つのボタンSWを増設すればすべての機能が使用できる...
そこで,''RELボタンSWのみ追加してみる。''
タクトSWを基板に貼り付けて,配線する。~
#ref(rel_sw1.png,,30%)
裏に穴を開けて,指で操作できるようにした。~
#ref(rel_sw2.png,,30%)
追加したRELボタンSWを押すと反応はするが,長押しした時にビ...
** UART通信のためのTX
UART通信で使用するには,TXがどこから取れるか見つける必要...
DTM0660Lの20番ピンPT1.4がTXのようである。もしパターンが引...
もしかしたらパターンが引き出されていないのかも・・・ これ...
って''何を血迷ったかdieの上を覆っているエポキシを削り始め...
たぶんうまく削れればASICのTX端子が見つかるとは思うが,相...
結果HOLDボタンSWは使えなくなり,追加したRELボタンも使えな...
まだテスターとしては機能しているが,HOLD機能もバックライ...
終了行:
* RM102のスペック
RICHMETERS RM102の主なスペック。~
安価な割に多機能。ACの実効値測定はTrue RMS。
''一般仕様''~
|モデル |RICHMETERS RM102 ...
|カウント数 |6000カウント ...
|変換レート |3回/秒 ...
|レンジ |自動切り替え ...
|RMS |True RMS ...
|表示 |バックライト付LCD ...
|Low電池検出 |あり ...
|電源 |1.5V AAAバッテリー x2, 自動電源OFF ...
|サイズ |130 x 65 x 32mm ...
|重量 |130g ...
|付属品 |テスターリード 1ペア|
|~|携帯ポーチ|
|~|K熱電対ケーブル|
|~|英文マニュアル|
''測定仕様''~
|モード |レンジ |分解能 |確度 |h
|DCV |60.00mV |0.01mV |±0.5%+3 |
|~|600.0mV |0.1mV |±0.5%+3 |
|~|6.000V |0.001V |±0.5%+3 |
|~|60.00V |0.01V |±0.5%+3 |
|~|600.0V |0.1V |±0.5%+3 |
|~|1000V |1V |±0.5%+3 |
|ACV |60.00mV |0.01mV |±1.0%+3 |
|~|600.0mV |0.001V |±1.0%+3 |
|~|6.000V |0.001V |±1.0%+3 |
|~|60.00V |0.01V |±1.0%+3 |
|~|600.0V |0.1V |±1.0%+3 |
|~|750V |1V |±1.0%+3 |
|DCA |60.00mA |0.01mA |±1.2%+3 |
|~|600.0mA |0.1mA |±1.2%+3 |
|~|6.000A |0.001A |±1.2%+3 |
|~|10.00A |0.01A |±1.2%+3 |
|ACA |60.00mA |0.01mA |±1.5%+3 |
|~|600.0mA |0.1mA |±1.5%+3 |
|~|6.000A |0.001A |±1.5%+3 |
|~|10.00A |0.01A |±1.5%+3 |
|Ω |600.0Ω |0.1Ω |±0.5%+3 |
|~|6.000KΩ |0.001KΩ |±0.5%+3 |
|~|60.00KΩ |0.01KΩ |±0.5%+3 |
|~|600.0KΩ |0.1KΩ |±0.5%+3 |
|~|6.000MΩ |0.001MΩ |±0.5%+3 |
|~|60.00MΩ |0.01MΩ |±1.5%+3 |
|キャパシタンス |9.999nF |0.001nF |±5.0%+20 |
|~|99.99nF |0.01nF |±2.0%+5 |
|~|999.9nF |0.1nF |±2.0%+5 |
|~|9.999uF |0.001uF |±2.0%+5 |
|~|99.99uF |0.01uF |±2.0%+5 |
|~|999.9uF |0.1uF |±2.0%+5 |
|~|9.999mF |0.01mF |±5.0%+5 |
|導通チェック |50Ω以下でブザー|<|<|
|ダイオードチェック|Vf表示 |開放電圧|約3.0V |
|周波数 |99.99Hz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|999.9Hz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|9.999KHz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|99.99KHz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|999.9KHz |0.01Hz |±0.1%+2 |
|~|9.999MHz |0.01Hz |±0.1%+3 |
|デューティサイクル|1~99% |0.1% |±0.1%+2 |
|温度 |-20~1000℃ |1℃ |±2.5%+5 |
|~|-4~1832F |1F |±2.5%+5 |
- [[ユーザーズ・マニュアル>./manual]]
* ハードウェア
テスター内部に実装されている保護Fuseは小型(9.5mmx3mm)の...
テスター棒を挿入するところは,円筒になっている端子がその...
RM102は,Dream Tech International社の[[DTM0660L>http://ww...
ADCは14bitで,価格の割には高性能な感じ。
このチップの特徴は,構成可能な設定やキャリブレーションデ...
これにより,ハードウェアを変更することなくEEPROMのデータ...
RM102では,DTM0660Lチップはdieチップのまま(COB)で実装さ...
** EEPROMの読み書き
使用されているEEPROMは,24C02Aが実装されている。この24C02...
WPピンはプルアップされているので,アドレス0x80-0xFFはWrit...
そのため0x80-0xFFの内容を変更する場合には,WPピンをlowに...
|ピン|機能|説明 |h
|1 |A0 |Chip Address0 |
|2 |A1 |Chip Address1 |
|3 |A2 |Chip Address3 |
|4 |VSS |GND |
|5 |SDA |Serial Data I/O |
|6 |SCL |Serial Clock |
|7 |WP |Write Protect |
|8 |VCC |VCC |
RM102では,VCCに3Vが供給されている。外部との接続時に注意...
** EEPROMのバックアップ
EEPROMに書き込まれているデータには校正データも含まれてい...
EEPROMをarduinoを使って読み書きする場合は,
|arduino|RM102&br;24C02A|h
|AD4/SDA|5 SDA |
|AD5/SCL|6 SCL |
|GND |4 GND |
のように接続する。注意することとして''SDAとSCLは,3.3Vレ...
以下のようなプログラムで先頭から256byteを読み出す(一部書...
#code(C,nonumber,rm102.ino)
*** RM102のEEPROMのデータ
購入したRM102のEEPROMの内容と,改造後のEEPROMの内容。~
#code(TEXT,nonumber,eeprom.txt)
改造箇所は,
- REL長押しでUART通信が出来るように,アドレス0xFAを0xCCか...
- カウント数を5904から6000にするために,アドレス0x10を0x1...
- mAレンジでuAの測定が出来るように,アドレス0xA9を0x00か...
** EEPROMによるカスタマイズ
EEPROMによるカスタマイズ出来るいくつかの項目。(詳細は[[D...
|アドレス|デフォルト|内容 ...
|0x0B,0x0C |0xF0,0x00 |環境温度(25.0℃)|
|0x0D,0x0E,0x0F|0x28,0xCF,0x03|環境温度黙認 ADC値|
|0x10,0x11 |0x10,0x17 |カウント設定 0x1710=5904カウント, ...
|0x12,0x13 |0x38,0x18 |レンジ変更上限 0x1838=6200(4000カ...
|0x14,0x15 |0x44,0x02 |レンジ変更下限 0x0244=580(4000カ...
|0x16 |0x6E |直流電圧OL値 0x6E=110 1100V(単位...
|0x17 |0x50 |交流電圧OL値 0x50=80 800V(単位:*...
|0x18 |0x64 |直流警報電圧値 0x64=100 1000V(単...
|0x19 |0x4B |交流警報電圧値 0x4B=75 750V(単位...
|0x1A |0x3C |uAレンジ電流警報値 0x3C=60 6000uA...
|0x1B |0x3C |mAレンジ電流警報値 0x3C=60 600mA(...
|0x1C |0x0A |Aレンジ電流警報値 0x0A=10 10A(単...
|0x1E |0x40 |NCV表示記号:セグメントG(bit0-6が...
|0x20,0x21 |0xE7,0x99 |アンプパラメータ|
|0x22,0x23 |0xA4,0x80 |500mV 補正率|
|0x24,0x25 |0x64,0x00 |NCV底数(10.0mv)|
|0x26,0x27 |0x96,0x00 |NCV解像度(15.0mv)|
|0x28,0x29 |0x09,0x29 |AC6Vレンジ電圧補償率(周波数)|
|0x2A,0x2B |0x00,0x80 |500uA 補正率(0x8000は,おそらく補...
|0x2C,0x2D |0xBB,0x7E |50mA 補正率|
|0x2E,0x2F |0x52,0x75 |5A 補正率|
|0x40,0x41 |0x00,0x01 |AC60mVレンジ ノイズ控除数(直接入...
|0x42,0x43 |0x00,0x01 |AC600mVレンジ ノイズ控除数(直接入...
|0x44,0x45 |0x00,0x07 |AC600mVレンジ ノイズ控除数(10M/1....
|0x46,0x47 |0x98,0x00 |AC6Vレンジ ノイズ控除数(10M/1.111...
|0x48,0x49 |0x64,0x00 |AC60Vレンジ ノイズ控除数(10M/101k...
|0x4A,0x4B |0x64,0x00 |AC600Vレンジ ノイズ控除数(10M/10k...
|0x4C,0x4D |0x64,0x00 |AC1000Vレンジ ノイズ控除数(10M/1k...
|0x50,0x51 |0x00,0x80 |6Aレンジ補正率(0x8000は,おそらく...
|0x52,0x53 |0x00,0x80 |60Aレンジ補正率(0x8000は,おそら...
|0x54,0x55 |0x00,0x80 |600Aレンジ補正率(0x8000は,おそら...
|0x56,0x57 |0x00,0x80 |6000Aレンジ補正率(0x8000は,おそ...
|0x60,0x61 |0x7D,0x7F |抵抗 50K 補正率|
|0x62,0x63 |0x00,0x83 |抵抗 50Mレンジ補正率|
|0x70,0x71 |0x62,0x80 |コンデンサ静電容量 500nF 補正率|
|0x74,0x75 |0xAD,0x85 |コンデンサ静電容量 50uF 補正率|
|0x76,0x77 |0xE0,0x7C |コンデンサ静電容量 50mFレンジ補正率|
|0x78,0x79 |0x18,0x01 |コンデンサ静電容量 9nFレンジ底数控...
|0x80-0xBF | |ロータリースイッチなどに割り当てる...
|0xE8,0xE9 |0x00,0x80 |DCV DC600mV 補正率(0x8000は,おそ...
|0xEA,0xEB |0x00,0x80 |DCV DC6V 補正率(0x8000は,おそら...
|0xEC,0xED |0x00,0x80 |DCV DC60V 補正率(0x8000は,おそら...
|0xEE,0xEF |0x00,0x80 |DCV DC600V 補正率(0x8000は,おそ...
|0xF0,0xF1 |0x00,0x80 |DCV DC1000V 補正率(0x8000は,おそ...
|0xF9 |bit7:1 |リザーブ ...
|~|bit6:1 |リザーブ ...
|~|bit54:00 |VDDA電圧 00:3.6V, 01:3.2V, 10:2.8V, 11:2.4V...
|~|bit32:01 |VLCD電圧 00:3.3V, 01:3.0V, 10:2.8V, 11:2.5V...
|~|bit1:1 |起動時PT1.2状態設定(電源ON表示用)1: PT1.2...
|~|bit0:1 |1: NCV機能中PT1.2はBEEPと同時に変化させるこ...
|0xFA |bit7:1|MVレンジ 1: 60.00mv/600.0mv, 0: 600.0m...
|~|bit6:1|リザーブ ...
|~|bit5:0|リザーブ ...
|~|bit43:01|00: BL ON時PT2.2=0, OFF時PT2.2=1 ...
|~|~|01: BL ON時PT2.2=1, OFF時PT2.2=0 ...
|~|~|10: BL ON時PT2.2=pwm PT2.3=0, OFF時PT2.2=1 PT2.3=1 ...
|~|~|11: BL ON時PT2.2=pwm PT2.3=1, OFF時PT2.2=1 PT2.3=0 ...
|~|bit2:1|1: HOLDキー長押しでバックライトON/OFF, 0: 機能...
|~|bit1:0|1: RELキー長押しでUART通信をON/OFF, 0: 機能無し...
|~|bit0:0|1: クランプメーター, 0: 通常 ...
|0xFB |0x0F |オート電源オフまでの時間 0: 自動電...
|0xFC |0x78 |バックライトの持続時間&br;0: バッ...
|0xFD |bit7:1 |1: 周波数レンジ測定チャンネル切替...
|~|bit6:0 |1: UART送信形式 bit3~0->com0~3 0: bit3~...
|~|bit5:1 |1: UART送信 14bytes(seg0~seg13) 0: 15byte...
|~|bit4:0 |1: PT1.2 ncv ledのみ 0: PT1.2 ncv led 及び ...
|~|bit3-0:0010|低電圧自動電源OFF 遅延時間秒数 0010: 2s, 1...
バックライトは,120秒で自動的に消える設定になっている。
0xFAを0xCEに書き換えて有効にできるUART通信は,使用する時...
しかし,RM102には''REL''ボタンが無い。このためUART通信を...
*** 測定機能の選択
ロータリスイッチ(PT2.7~PT.24)で16種の測定機能選択がで...
各コード毎にEEPROMの設定でMax4種の機能を設定できる。選択...
|RM102&br;位置|PT2.7|PT2.6|PT2.5|PT2.4|機能1 |機...
|- |0 |0 |0 |0 ...
|- |0 |0 |0 |1 ...
|- |0 |0 |1 |0 ...
|- |0 |0 |1 |1 ...
|- |0 |1 |0 |0 ...
|- |0 |1 |0 |1 ...
|A |0 |1 |1 |0 ...
|℃ |0 |1 |1 |1 ...
|- |1 |0 |0 |0 ...
|mA |1 |0 |0 |1 ...
|- |1 |0 |1 |0 ...
|Ω |1 |0 |1 |1 ...
|- |1 |1 |0 |0 ...
|Hz |1 |1 |0 |1 ...
|V |1 |1 |1 |0 ...
|mV |1 |1 |1 |1 ...
アドレス0xA9に0x0Cを,アドレス0xB9に0x0Dを書き込んで,mA...
*** 測定機能(0x80~0xBFに割り当てる)
|測定機能コード|ジャンパ |機能内容 ...
|0x00 |ー |無 ...
|0x01 |J1A,J1B |DCmV: 60.00mV/600.0mV ...
|0x02 |J1A,J1B |ACmV: 60.00mV/600.0mV ...
|0x03 |X |DCV(Without mV):6.000V/60.00V...
|0x04 |X |ACV(Without mV):6.000V/60.00V...
|0x05 |X |DCV(With mV):600.0mV/6.000V/6...
|0x06 |X |ACV(With mV):600.0mV/6.000V/6...
|0x07 |J1A,J1B |600.0Ω/6.000kΩ/6.000kΩ/60.00k...
|0x08 |ー |ー ...
|0x09 |J1A,J1B |導通 ...
|0x0A |J1A,J1B |ダイオード ...
|0x0B |J1A,J1B |コンデンサ容量&br;9.999nF/99....
|0x0C |J4(or J5) |DCμA 600.0μA/6000μA(or クラ...
|0x0D |J4(or J5) |ACμA 600.0μA/6000μA(or クラ...
|0x0E |J3(or J5) |DCmA 60.00mA/600.0mA(or クラ...
|0x0F |J3(or J5) |ACmA 60.00mA/600.0mA(or クラ...
|0x10 |X(or J5) |DCA 6.000A/60.00A(or クラン...
|0x11 |X(or J5) |ACA 6.000A/60.00A(or クラン...
|0x12 |J1A J2,J2'|周波数Hz/デューティ% ...
|0x13 |J1A |温度(℃) ...
|0x14 |J6 |トランジスタのhFE ...
|0x15 |J1A |温度(華氏) ...
|0x16 |J1A |DCA 6.000A ...
|0x17 |J1A |ACA 6.000A ...
|0x18 |J1A |DCA 60.00A ...
|0x19 |J1A |ACA 60.00A ...
|0x1A |J1A |DCA 600.0A ...
|0x1B |J1A |ACA 600.0A ...
|0x1C |J1A |DCA 6000A ...
|0x1D |J1A |ACA 6000A ...
|0xiE |X |NCV(非接触電圧測定) ...
ジャンパワイヤーについて~
|Jx表示|このJWはジャンパーが必要|
|X表示 |何もつながない |
** ボタンSWの増設
RM102には,DTM0660Lチップを使った他のデジタルマルチメータ...
|ボタンSW |機能 ...
|HZ/DUTY |周波数とDuty表示の切り替え。 ...
|REL |手動レンジに切り替え,相対値測定モードにする...
|RANGE |自動/手動レンジ切り替え。手動レンジで小数点位...
|Min/Max |手動レンジに切り替え,Max値とMin値を表示。 ...
4つのボタンSWの配線図は以下のようにする。~
PT1.1 -------- REL SW ----------- PT1.2
PT1.1 -------- HZ/DUTY SW ------- PT1.0
PT1.1 -------- RANGE SW --------- BATのマイナス
PT1.2 -------- Min/Max SW ------- PT1.0
このときの接続する場所は以下の場所にする。~
|PT1.0|バッテリーホルダーの左のコンデンサ100uF/16Vの右の...
|PT1.1|バッテリーホルダーの右のSW3 RANGEシルクの下のランド|
|PT1.2|EEPROM 5番pinの右下とDTM0660Lの間のVia|
これらの4つのボタンSWを増設すればすべての機能が使用できる...
そこで,''RELボタンSWのみ追加してみる。''
タクトSWを基板に貼り付けて,配線する。~
#ref(rel_sw1.png,,30%)
裏に穴を開けて,指で操作できるようにした。~
#ref(rel_sw2.png,,30%)
追加したRELボタンSWを押すと反応はするが,長押しした時にビ...
** UART通信のためのTX
UART通信で使用するには,TXがどこから取れるか見つける必要...
DTM0660Lの20番ピンPT1.4がTXのようである。もしパターンが引...
もしかしたらパターンが引き出されていないのかも・・・ これ...
って''何を血迷ったかdieの上を覆っているエポキシを削り始め...
たぶんうまく削れればASICのTX端子が見つかるとは思うが,相...
結果HOLDボタンSWは使えなくなり,追加したRELボタンも使えな...
まだテスターとしては機能しているが,HOLD機能もバックライ...
ページ名:
Counter: 0, today: 0, yesterday: 0
Copyright©2008 Yuji Ueno All Rights Reserved.
ログイン
ユーザ名:
パスワード:
IDとパスワードを記憶
パスワード紛失
メインメニュー
ホーム
でぶlog
資料室
最新ページ一覧
全ページ一覧
ヘルプ
フォーラム
お問い合わせ