オープンソースで,フリーで使用できる統合開発環境(IDE)のEclipseを使ってみる。
Eclipse自体はJAVAで記述されていて,いろいろなプラットフォームで利用出来るようだ。プラグインを使って拡張できる仕様になっていて,いろいろな言語を使っての開発に対応している。
Eclipseのインストール
Eclipseを使用するにはJAVAが動作している環境が必要。JAVA開発環境がインストールされてない場合は,前もってインストールしておく。
JAVAだからどのマシンでも同じファイルでそのまま使えるかと思ったら,Downloadページに行くと,Windows,Linux,MAC OS X用とか分かれている。どうもパフォーマンスを出すために,Graphics部分はネイティブ対応になっているようだ。
- 古いバージョンのEclipseはアンインストールしておく
古いバージョンのEclipseがインストールされていたら,アンインストールしておいたほうがいいかも。アンインストールといっても,Eclipseのディレクトリを丸ごと削除すればOK(何処かに移動しておくとか・・・)
- ダウンロード
Eclipseのサイトに行って,ページの上の方にある「Downloads」をクリックして,「Eclipse IDE for JAVA EE Developers」のWindows版をダウンロードする。これはjavaのアプリを開発できるパッケージで,後からプラグインを追加していろいろな言語やターゲットを開発できるようにすることが出来る。今回は一番ベーシックな物にしておく。
最新版は,Junoというバージョン4.2Keplerというバージョン4.3みたい。
- 3世代前のバージョンGalileoの場合
理由があって古いバージョンを使いたい場合は,例えばGalileoをインストールする場合は,
Galileoのサイトに行って,Eclipse IDE for C/C++ Developers(C/C++開発用)もしくは,Eclipse IDE for Java Developers(JAVA開発用)をDownloadする。(両方でもOK)
- インストール
Downloadしたzipファイルをインストールしたい場所に解凍する。アンインストールというか要らなくなったらディレクトリごと削除すればいいんで簡単。
- 日本語化プラグインを入れる
Pleiadesっていうところから,日本語化するプラグインをDownload(いろいろなパッケージがあるんで必要なものをDownload)して,解凍したものをそのまま上書きする。これで日本語化も完了。
Junoの場合は,Pleiadesは1.3.5(最新版) Keplerの場合は,Pleiadesは1.4.x(最新版)にする。
Eclipseを解凍してインストールしたディレクトリにeclipse.iniがあるんで,そのファイルを編集して,
-Xms128m
-Xmx512m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
を追加しておく。
Galileoの時は,
-Javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades_1.2.0/pleiades.jar=default.splash
かな。
JavaとEclipseと日本語化が全て一つのパッケージになっている便利なのもある。面倒な場合は,こちらのほうが簡単かも。
- Eclipseを起動してみる
最初は,「eclipse.exe -clean」として起動する。
ワークスペースの設定ダイアログが出てくるんで,好きなディレクトリを設定する。通常は,ここの下にプロジェクトが作られていく。
Eclipseに各種プラグインを入れる
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