1: 2011-07-18 (月) 03:22:57 yuji ソース 現: 2020-12-26 (土) 16:07:33 yuji ソース
Attached file: 05mountsdext, Attached file: 20userinit
Line 1: Line 1:
*sd-extをマウントする [#m645f73d] *sd-extをマウントする [#m645f73d]
-SC-02Bbだとinitから実行されるスクリプト格納場所のinit.dが無い。init.rcを見ていたらinstall-recovery.shが起動時に1度実行されるみたいだ。((たぶん,recoveryが書き換えられていたらもとに戻す為の処置だと思われる。))~ +SC-02Bだとinitから実行されるスクリプト格納場所のinit.dが無い。HT-03Aだとinit.dで/sd-extをマウントするようにしていた。~ 
-アップデートされた2.3.3だとinstall-recovery.shは存在していないので使われてはいないんだろうということで,このスクリプトを使って/sd-extをマウントするようにしてみた。+これがないと不便なんで,SC-02Bでも/sd-extをマウントできるようにしてみた。 
 + 
 +いくつか方法が考えられます。今は,後者の方法を使っている。 
 + 
 +**install-recovery.shを使ってみる [#d99fb5c7] 
 +init.rcを見ていたらinstall-recovery.shが起動時に1度実行されるみたいだ。((たぶん,recoveryが書き換えられていたらもとに戻す為の処置だと思われる。HT-03Aの純正ROMにもあった方法。))~ 
 +アップデートされた2.3.3だとinstall-recovery.shは存在していないので使われてはいないんだろうということで,このinitで実行されるスクリプトを使って,/sd-extをマウントするようにしてみた。
/system/etc/install-recovery.shを作成する。 /system/etc/install-recovery.shを作成する。
Line 15: Line 21:
これで,HT-03Aで使っていた/sd-extが使えるようになった。 これで,HT-03Aで使っていた/sd-extが使えるようになった。
-*/system/etc/init.dを使えるようにする [#waea85b1]+**/system/etc/init.dを使えるようにする [#z24c90e7]
install-recovery.shを使ってsd-extをマウントするようにしていたが,自分でコンパイルしたkernelを使うようになって,initramfsも変更できるようになった。~ install-recovery.shを使ってsd-extをマウントするようにしていたが,自分でコンパイルしたkernelを使うようになって,initramfsも変更できるようになった。~
-そんなんで,initramfsの中にあるinit.rcを変更して,run_partsを使って/system/etc/init.dの中のスクリプトを起動するようにしたみた。+そんなんで,initramfsの中にあるinit.rcを変更して,run_partsを使って/system/etc/init.dの中のスクリプトを起動するようにしたみた。((セキュリティーホールだ :-D ))
-init.rcの「class\start default」の前に,以下を追加 +init.rcの「class_start default」の後に,以下を追加 
- # Run sysinit + # add run system/etc/init.d 
-    exec /system/bin/sysinit + service setsysinit /sbin/sysinit 
- +     user root 
-     class_start default +     oneshot 
-/system/bin/sysinitを作成する。 +     disabled 
- #!/system/bin/sh+on boot付近に, 
 + # set RLIMIT_NICE to allow priorities from 19 to -20 
 +     setrlimit 13 40 40 
 +  
 + # added by Yuji Ueno 
 +     start setsysinit 
 +のように,追加する。
- export PATH=/sbin:/system/sbin:/system/bin:/system/xbin +run-partsを使って,init.dの中にあるスクリプトを実行するようにする為に,initramfsに,/sbin/sysinitを作成する。(実行できるようにパーミッションを設定) 
- /system/bin/logwrapper /system/xbin/run-parts /system/etc/init.d + #!/sbin/ext/busybox sh 
-後は,/system/etc/init.dに,05mountsdextや20userinitを入れておくと,HT-03Aと同じように/sd-extが使える。+  
 + /system/xbin/busybox run-parts /system/etc/init.d 
 +後は,/system/etc/init.dに,&ref(05mountsdext);や&ref(20userinit);を入れておくと,HT-03Aと同じように,/sd-extのマウントや/sd-extに置いたユーザースクリプトが使える。


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