現: 2024-06-20 (木) 10:05:33 yuji ソース
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 +* VMware Workstationを使ってみる [#x7339f6d]
 +WindowsでホストOS型の仮想化ソフトウェアのVMware Workstation Pro(以前はPlayer)をインストールして使ってみた。~
 +普段はWindowsを使用しているのだが,ちょっとLinux利用したい時など他のOSを気軽に利用できる環境が作れる。~
 +
 +2024/05/13にVMware Workstationの有償版だった''VMware Workstaion Pro''と''VMware Fusion Pro''が個人利用に限り無償で利用できるようになった((VMware Workstation Proのインストーラーをダウンロードするには,Broadcomのアカウントが必要。[[Broadcomのサポート>https://support.broadcom.com/]]でアカウントは作成できる。))。 これまでは無償で使用できたのはVMware Workstation Playerだった。~
 +
 +2014/11/11に''VMware Workstaion Pro''と''VMware Fusion Pro''が[[個人利用だけでなく商用でも無償開放された:https://blogs.vmware.com/cloud-foundation/2024/11/11/vmware-fusion-and-workstation-are-now-free-for-all-users/]]。今後は有償版の販売はなくなり,現在の購入者はサポート期限後にはサポートがなくなるようだ。~
 +
 +VMwareはBroadcomに2023/11に買収されたのだが,その影響なのかな :)
 +
 +** VMware Workstation Proのインストール [#d8072f81]
 +[[公式サイト>https://www.vmware.com/products/desktop-hypervisor/workstation-and-fusion]]から%%VMware Workstation PlayerのインストーラーVMware-player-XX.X.X-YYYYYYY.exeが%%VMware Workstation ProのインストーラーVMware-workstation-full-XX.X.X-YYYYYYY.exeがダウンロードできる。~
 +ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして起動して,指示に従ってインストールする。~
 +- システムパスへのWMware Workstationコンソールツールの追加にマークする。~
 +
 +それ以外はそのままでインストールできる。無償で使用するのでライセンスは入力しない。~
 +
 +起動はデスクトップのアイコンをクリックして起動する。~
 +%%最初にライセンスの確認画面が表示されるので,「非営利目的でVMware Workstation 17 Playerを無償で使用する」を選択して続行・完了ボタンをクリックすると,起動する。%%~
 +#ref(vmwareworkstationpro.png,,40%)
 +
 +* 仮想マシンを作成してみる [#nad597a1]
 +VMware Workstation Playerを使って仮想マシンを作成してみる。~
 +使用するOSは,LinuxのUbuntu 22.04 LTSにしてみた。~
 +
 +[[ここ>https://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix]]から''ubuntu-ja-22.04-desktop-amd64.iso''がダウンロードできる。~
 +
 +- 新規仮想マシンの作成をクリック。~
 +新規仮想マシン作成ウィザードが表示される。~
 +- OSのインストール・イメージファイルを設定するして,次へをクリック。~
 +「インストーラディスク イメージ ファイル」にマークし,ダウンロードしたubuntu-ja-22.04-desktop-amd64.isoを設定する。~
 +Ubuntu 22.04 LTSの場合,簡易インストールが使用されるようだ。~
 +- ユーザー名/パスワードを入力する。~
 +実際には,Ubuntu 22.04 LTSのインストーラーでユーザーアカウントを作成するので,ここでの入力情報は使われないと思う。~
 +- 仮想マシンの名前と仮想マシンの保存場所を設定する。~
 + 仮想マシン名:Ubuntu 22.04 LTS
 + 場所:C:\VM\Ubuntu
 +- ディスク容量の設定。~
 +ディフォルトは20GBで,希望のサイズを設定する。~
 +複数のファイルに分割するにマークする。~
 +- 完了をクリック。~
 +
 +仮想マシンを作成後,仮想マシンが起動する。~
 +- Ubuntu 22.04 LTSのインストール画面が表示されるので,以下の設定をして続けるをクリック。~
 +通常のインストールにマークする。~
 +Ubuntuのインストール中にアップデートをダウンロードするにマークする。~
 +- ディスクを削除してUbuntuをインストールにマークして,インストールをクリック。~
 +- 設置場所の地域を設定する。~
 +- ユーザーアカウントの設定して,続けるをクリック。~
 +ユーザー名/パスワードを入力する。~
 +- Ubuntu 22.04 LTSのインストールされる。~
 +
 +インストール後,Ubuntu 22.04 LTSのデスクトップが表示された。~
 +
 +このようにして,Ubuntu 22.04 LTSの仮想マシンが作成できた。
 +
 +** 共有フォルダー [#i2c16e88]
 +ホストOSとゲストOSで共有できる共有フォルダーを設定できる。~
 +
 +仮想マシンの設定を開いて,
 +- オプションタブで,共有フォルダをクリックする。~
 +- 常に有効にマークする。~
 +- 追加ボタンを押して,共有フォルダ設定追加ウィザードを開く。~
 +- 共有したいフォルダーを設定して,ゲストOS上での名前を設定する。~
 +- OKをクリック。~
 +
 +これで共有フォルダーの設定ができた。~
 +
 +*** ゲストOS(Ubuntu)でのアクセス [#dbce0da1]
 +共有フォルダーが設定されているか確認してみる。~
 + # vmware-hgfsclient
 + 設定した名前
 +
 +設定した名前が表示されれば,共有フォルダーが設定されている。~
 +
 +以下のコマンドでどのユーザーでもアクセスできるようにする。~
 + # vmhgfs-fuse .host:/ /mnt/hgfs -o subtype=vmhgfs-fuse,allow_other
 +
 +これ以後,/mnt/hgfsに共有フォルダーが表示できる。~
 +
 +** VMmwareのNetwork [#u5b064ff]
 +VMware Workstation Playerを使用して仮想マシンを動かすときに,使用できるネットワークのタイプとその設定。~
 +[[VMmwareのNetwork>./VMmwareのNetwork]]
  

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