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PC/Windows/Windows10で利用できるアカウントの種類
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PC/Windows/Windows10で利用できるアカウントの種類
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* Windowsで利用できるアカウント [#u56d8e94] Windowsで使用するユーザーアカウントは,Windows PCを使用する時にユーザーを管理するための仕組みとして使われている。~ Windows OSはマルチユーザーで使用できるOSなので,使用する時にユーザーを確認するためにユーザーアカウントを使用している。 現在のWindowsを利用する場合,ユーザーアカウントとして''ローカルアカウント'',''ドメインアカウント'',''Microsoftアカウント'',''組織アカウント''といった,いくつかの種類の異なったアカウントが利用できる。 Windows 10で利用できるアカウントの種類~ |Windows 10のエディション |ローカルアカウント|Microsoftアカウント|Active Directoryアカウント|組織アカウント|h |Windows 10 Home |○ |○ |- |- | |Windows 10 Pro/Enterprise|○ |○ |○ |○ | - ''ローカルアカウント''~ ローカルアカウントは,使用しているWindows PC毎にアカウント情報を作成し管理している。~ - ''Microsoftアカウント(MSA)''~ Microsoftが提供するさまざまなクラウドサービス(OneDriveやWindows Liveメール,Bing検索,Bing地図,Windowsストアなど)を利用する場合に使われるのがMicrosoftアカウント。~ WindowsでもMicrosoftアカウントを使用することで,Windowsを使いながらこれらのサービスがシームレスに利用できるようになる。~ 以前は,Microsoft Wallet,Microsoft Passport,.NET Passport,Microsoft Passport Network,Windows Live ID・・・とかいろいろ呼び名が変わっている。~ -- 家族アカウント~ Microsoftアカウントには,2つ以上のアカウントが同一の家族であることを表すアカウントとして管理することが出来るようになっている。~ 家族アカウントには親と子という属性があって,親アカウントは子アカウントの管理や,アプリの利用制限,利用履歴のチェック,コンテンツの購入の管理・制限などが出来る。~ - ''Active Directoryアカウント(ドメインアカウント)''~ 企業においてユーザーアカウント管理を一括で行うためのシステムがActive Directoryサービスだが,そのアカウントのこと。企業ネットワーク上でのみ使用できる。~ 企業にある多くのPC個々にローカルアカウントを作成して管理するやり方だと,管理の手間がすごくかかってしまい現実的ではない。~ なので,1箇所で集中して管理する仕組みがActive Directoryで,そのアカウントがActive Directoryアカウント。~ - ''Azure ADアカウント(組織アカウント,Entra ID)''~ Azure AD(Azure Active Directory)は,MicrosoftのクラウドサービスのAzureでのユーザーアカウント管理をしている。~ 企業内でのオンプレミスでのActive Directoryと違い,グローバルネットワーク上でユーザーやAzureのリソースを管理するために使用する。Microsoft365(旧Office365)などの利用時にも使われている。~ いつからか不明だが,''組織アカウント''とも言っているようだ。~ Azure ADアカウントは,Windows PCに限らずモバイル端末でも利用できる。~ 企業内のActive DirectoryとAzure ADを連携することも可能(セルフサインアップテナント)である。連携するとWindowsへのログインも可能になる?~ ''Windowsストアではこのアカウントは使用できないので,Microsoftアカウントを使用する。''~ ** Windowsのインストール中に最初のアカウントを作成する [#l6ce1e22] PCにWindowsをインストールする時には,ユーザーアカウントを作成する。~ ''Windows 10 Home''の場合は,インストールの最初でアカウントを作成する画面になる。~ - Microsoftアカウントで使用しているメールアドレスを指定する。~ - Microsoftアカウントのパスワードを入力する。~ もしMicrosoftアカウントを持っていない場合は,ここで新規にMicrosoftアカウントが作成できる。~ このように,Windows 10 Homeの場合,インストール時のアカウント作成は''Microsoftアカウント''になっている。~ この時,「この手順をスキップする」をクリックすると,ローカルアカウントを作成する画面が表示される。~ その後,「このPC用のアカウントの作成」という画面で,ユーザー名とパスワードを入力することでローカルアカウントが作成出来る。~ この場合,最初に作成したユーザーアカウントは管理者アカウントとして作成される。 ''Windows 10 Pro/Enterprise''の場合は,「このPCはだれが所有していますか?」という表示がされ, - 自分の組織~ - 私が所有しています~ の2種類の選択を促される。~ 「自分の組織」を選択するとさらに, - Azure ADに参加する~ アカウントは,Azure ADアカウント(組織アカウント)を指定して利用する。~ - ドメインに参加する~ アカウントは,Active Directoryのアカウントを指定して利用する。~ のような2つの選択を行うことになる。~ 「私が所有しています」を選択するとさらに, - インターネットに接続している場合~ アカウントは,Microsoftアカウントになる。~ - インターネットに接続していない場合~ アカウントは,ローカルアカウントになる。~ のような2つの選択を行うことになる。~ おすすめは,''ローカルアカウントを作成してWindowsを使用することです。''~ ** アカウントの追加 [#na221825] アカウントを追加する場合は,アカウントの種類に関わらず管理者でログイン後,アカウント管理ツールを使用して追加する。~ しかし管理者権限のアカウントということで,実際には管理者権限があるローカルアカウントでログインが必要になる。~ Windowsのインストール時にローカルアカウントを作成してログインして使用している場合は問題ないが,Active Directoryアカウントなどの場合は,管理者権限のアカウントではないのでこの時問題となる。~ こんな時は,ローカルアカウントの''Administrator''アカウントを使用すればよいが,困ったことにAdministratorアカウントはデフォルトでは無効になっているので有効にする必要がある。~ 有効にするには,コンピューターの管理>システムツール>ローカルユーザーとグループ>ユーザーで,Administratorをクリックしてアカウントを有効にできる。~ Microsoftアカウントを追加するには,管理者アカウントでログイン後,スタートメニュー>設定>アカウント>家族とその他のユーザー で追加する。~ ここで,「追加するユーザーがメールアドレスを持っていません」をクリックすると,ローカルアカウントを新規に作成できる。~ この時,「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックする。~ ローカルアカウントのユーザー名として日本語を使うことも出来るが,アプリケーションによっては不具合が出る場合がある。なのでユーザー名は,英数字のみにしておく。 ** ドメインに参加する [#f4fa30f4] Active Directoryで管理されているドメインアカウントでログインする場合は,ドメインに参加する設定を行う。~ ドメインへ参加するには,設定>システム>バージョン管理 を開いて,ドメインに参加をクリックする。~ Active Directoryのドメイン名を聞かれるので適切なドメイン名を入力後,アカウント情報を入力する。~ これで,ドメインアカウントでログインすることが出来る。 この時,PCにドメインアカウントと同じユーザープロファイルが作成される。~ 前もって,ドメインアカウントと同じアカウント名で管理者権限のローカルアカウントを作成しておくと,ドメインアカウント(ユーザー権限しかない)でログインした時に,管理者としてWindowsを操作できるようになる。~ ** Active DirectoryアカウントにMicrosoftアカウントを追加する [#k1c5b0ad] Windows 8.1ではActive Directoryアカウントでログインしている時に,Microsoftアカウントを''関連付ける''という機能があった。~ Windows 10では,''Microsoftアカウントを追加''に変更された。 ドメインアカウントにMicrosoftアカウントを追加すると,Active Directoryによるリソース管理などを行いながら,Microsoftアカウントによる環境の同期機能やWindowsストアアプリなどのオンラインサービスも利用できるようになる。~ ドメインアカウントにMicrosoftアカウントの追加をしたい場合は,''設定''にあるアカウント画面で行う。~ 「Microsoftアカウントを追加する」で追加することが出来る。(ローカルアカウントでログインしている場合は,この項目は表示されない。) * Microsoftアカウントと組織アカウントの問題 [#v40b8a22] 昔は組織アカウントという考えがなかった。~ そのため,Microsoftのサービスを使うために会社のメールアドレスでMicrosoftアカウントを作るケースが多くあった。 その後にAzure AD(組織アカウント,Entra ID)が出来て,会社のメールシステムをExchange Onlineに移行したことによって,まったく同じメールアドレスを使ったMicrosoftアカウントと組織アカウントの両方が存在してしまうことになった。 &worried; ~ 現在では組織アカウントと同じメールアドレスでのMicrosoftアカウントを新規に作成することはできなくなっているが,2018年までは作れるようにもなっていた。 私も同じメールアドレスのMicrosoftアカウントと組織アカウントを作成して使っていました。~ このような同じメールアドレスでMicrosoftアカウントと組織アカウントがあると, - どっちでサインインしているのかわからなくなってしまう。~ - Microsoft製アプリやサービスで両方のアカウントでサインインすると,アプリの動作がおかしくなってしまう。~ - MS Teamsなんかで,相手を指定する時に組織アカウントに送ったつもりでもMicrosoftアカウントになってしまう。~ - 使うサービスによりどっちのアカウントを使うか自動で処理される場合があり,それによって誤動作する。~ ほんとMicrosoftのシフトウェアって不具合だらけ・・・ ** 問題対策 [#vfe58fac] 組織アカウントのメールアドレスを変えるわけにはいかないので,Microsoftアカウントのメールアドレスを別のものに変更することが対策となる。 - Microsoftアカウントの管理画面をWEBブラウザで開く。~ - エイリアスとして別のメールアドレスを新規に登録する。~ - 新規に登録したメールアドレスをプライマリーエイリアスに設定する。~ これにより,元のメールアドレスはセカンダリーになる。~ - セカンダリーになったメールアドレスを削除する。~ これで,Microsoftアカウントのメールアドレスを変更できる。~
PC/Windows/Windows10で利用できるアカウントの種類 のバックアップソース(No. All)
現: 2024-05-22 (水) 10:11:35
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