1: 2009-08-31 (月) 08:02:44 yuji ソース 現: 2020-12-26 (土) 15:07:41 yuji ソース
Line 1: Line 1:
*Windows7をインストールしてみた [#b28444fc] *Windows7をインストールしてみた [#b28444fc]
**インストール [#qa707461] **インストール [#qa707461]
-VMwareにとりあえずWindows7 Ultimateをインストールしてみた。+[[VMware:http://www.vmware.com/jp/]]にとりあえずWindows7 Ultimateをインストールしてみた。
CD/DVDにWindows7のイメージを設定して,メモリを1024MB,ハードディスクを16GBにした。XPでも15GB以上HDDが無いと,Windows Updateがエラーになってしまうため。ネットワークアダプタはブリッジにした。 CD/DVDにWindows7のイメージを設定して,メモリを1024MB,ハードディスクを16GBにした。XPでも15GB以上HDDが無いと,Windows Updateがエラーになってしまうため。ネットワークアダプタはブリッジにした。
20分ぐらいで,インストールは無事に終了した。リブートすると,VMware-toolsがインストールされた。 20分ぐらいで,インストールは無事に終了した。リブートすると,VMware-toolsがインストールされた。
- +[[VMware:http://www.vmware.com/jp/]]上では,aeroは使えないようだ。動き自体はそんなに遅くは感じないなぁ。
-VMware上では,aeroは使えないようだ。動き自体はそんなに遅くは感じないなぁ。+
*日本語化 [#nad96d84] *日本語化 [#nad96d84]
Line 35: Line 34:
***日本語化後,英語を削除する [#l4235270] ***日本語化後,英語を削除する [#l4235270]
-必要なら,日本語のみに出来ます。~+必要なら,日本語のみに出来る。~
コマンドプロンプトを管理者として実行して, コマンドプロンプトを管理者として実行して,
 dism /online /Remove-Package /PackageName:Microsoft-Windows-Client-LanguagePack-Package~31bf3856ad364e35~x86~en-US~6.1.7600.16385  dism /online /Remove-Package /PackageName:Microsoft-Windows-Client-LanguagePack-Package~31bf3856ad364e35~x86~en-US~6.1.7600.16385
で,再起動すると日本語だけになる。 で,再起動すると日本語だけになる。
-**Home Basicとかでも日本語化 [#s30f870a] +**Home Premiumとかでも日本語化 [#s30f870a] 
-MUIがインストール出来るのは,UltimateとEnterpriseのみとなっている。でも無理矢理,Homeとかで無理矢理日本語化出来るかも。 +MUIがインストール出来るのは,UltimateとEnterpriseのみとなっている。でも無理矢理,Home PremiumやProfessionalとかでも日本語化出来るかも。 
-***DISM.exeで出来るみたいだ。 [#u90dde24]+***dism.exeで出来るみたいだ。 [#u90dde24]
用意した言語ファイルを,とりあえずC:\LP\ja-jpに用意し,コマンドプロンプトを管理者として実行する。それで, 用意した言語ファイルを,とりあえずC:\LP\ja-jpに用意し,コマンドプロンプトを管理者として実行する。それで,
 dism /online /Add-Package /PackagePath:c:\lp\ja-jp\lp.cab  dism /online /Add-Package /PackagePath:c:\lp\ja-jp\lp.cab
Line 49: Line 48:
後は,上記と同様でOK :-D 後は,上記と同様でOK :-D
-*アクチベーション [#o1c912f0] +*アクティベーション [#o1c912f0] 
-メーカー製のWindowsがバンドルされているPCだと,ライセンス認証がいらない(OEM)。XPからこの認証方法がある。+メーカー製のWindowsがバンドルされているPCだと,ライセンス認証(アクティベーション)がいらない(OEM)。~ 
 +XPからこの認証方法がある。
**認証方法の仕組み [#w0d986fb] **認証方法の仕組み [#w0d986fb]
-PCのBIOSのACPI SLICテーブル情報とWindowsの中にあるファイルのWindowsマーカーが一致すれば認証出来る仕組みのようだ。+PCのBIOSのACPI SLICテーブル情報とWindowsの中にあるファイルのWindows情報マーカーが一致すれば認証出来る仕組みのようだ。~ 
-この仕組みをSLP(System Locked Pre-installation)って言うみたいだ。+ 
-実際にVMwareで仮想PCをつくってインストールしたWindows7で認証出来るかやってみた。+この仕組みをSLP(System Locked Pre-installation)ってMSでは言っている。
 + 
 +実際にVMwareで仮想PCをつくって,インストールしたWindows7で認証出来るかやってみた。
**実際にやってみる [#lbce55d2] **実際にやってみる [#lbce55d2]
-+VMwareでWindows7を動かすときに,SLP2.1に対応したBIOSを用意してそれを使用する++BIOSを指定する~ 
 +VMwareでWindows7を動かすときに,SLP2.1に対応した&ref(vmware_hpslic21.rom,,BIOS);を用意して,それを使用する
xxxx.vmxファイルに xxxx.vmxファイルに
- bios440.fileName = "vmware_slp21.rom" + bios440.fileName = "vmware_hpslic21.rom" 
-こんな感じでBIOSを指定して,それでブートするようにする。+このようにしてBIOSを指定して,それでブートするようにする
-+Windows7のWindowsマーカーを,設定する ++Windows7のWindowsマーカーを設定する~ 
- c:\windows\system32\slmgr.vbs -ilc xxxx    <-- 対応するOEM Certificate +tokens.dat((C:\Windows\ServiceProfiles\NetworkService\AppData\Roaming\Microsoft\SoftwareProtectionPlatform\tokens.datにある))から"OEM Certificate"情報を抜き出して,ファイルにした物を用意する。~ 
-+Windows7のプロダクトキーをメーカーのOEMプロダクトキーにする +今回は,&ref(oemcert_hp.xrm-ms);とした。((Vistaで抜き出したものでも使えるようだ))~ 
- c:\windows\system32\slmgr.vbs -ipk *****-*****-*****-*****-PMJBM+ c:\windows\system32\slmgr.vbs -ilc oemcert_hp.xrm-ms 
 ++Windows7のプロダクトキーをメーカーのOEMプロダクトキーにする
 +対応するメーカーのOEMプロダクトキーを, 
 +//c:\windows\system32\slmgr.vbs -ipk FJGCP-4DFJD-GJY49-VJBQ7-HYRR2 
 + c:\windows\system32\slmgr.vbs -ipk *****-*****-*****-*****-*****
としてプロダクトキーを設定する。これでSLP認証を使用するようにする。 としてプロダクトキーを設定する。これでSLP認証を使用するようにする。
+認証出来ているか確認する +認証出来ているか確認する
 c:\windows\system32\slmgr.vbs -dlv  c:\windows\system32\slmgr.vbs -dlv
-うまく認証済みになりました :-D  Windows Updateも問題なく終了した。+うまく認証済みになった :-D  この後,Windows Updateも問題なく実行しアップデート出来た。 
 + 
 +まとめると, 
 +-SLP2.1に対応したBIOSがPCに必要 
 +-Windows情報マーカーをBIOSに合わせて設定する


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