3: 2011-07-23 (土) 03:29:05 yuji Attached file: sc02bomkf2_yuji02.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_yuji02.tar at 2011-07-23 (土) 16:41:24 |
4: 2011-07-24 (日) 01:41:03 yuji Attached file: sc02bomkf2_03yuji.tar |
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Line 12: | Line 12: | ||
**initramfsを準備する [#n14eb993] | **initramfsを準備する [#n14eb993] | ||
通常のLinuxだと,kernel+initramfs=boot.imgなんだけど,Samsungの場合はなぜかkernel+initramfs=zImageみたい。~ | 通常のLinuxだと,kernel+initramfs=boot.imgなんだけど,Samsungの場合はなぜかkernel+initramfs=zImageみたい。~ | ||
- | たぶん,kernelをコンパイル後zImageを作成する時にinitramfsが必要になるんだと思う。~ | + | たぶん,kernelをコンパイル後zImageを作成する時にinitramfsが必要になる。~ |
とりあえず,SC-02BからバックアップしておいたzImageから,&ref(unpack-initramfs);コマンドを使ってinitramfsを抜き出したファイルを使用することにする。 | とりあえず,SC-02BからバックアップしておいたzImageから,&ref(unpack-initramfs);コマンドを使ってinitramfsを抜き出したファイルを使用することにする。 | ||
$ ./unpack-initramfs zImage | $ ./unpack-initramfs zImage | ||
Line 65: | Line 65: | ||
$ cd Kernel | $ cd Kernel | ||
$ patch -p1 -i ../patch/bln/bln_i9000_linux-2.6.35_gingerbread.patch | $ patch -p1 -i ../patch/bln/bln_i9000_linux-2.6.35_gingerbread.patch | ||
+ | |||
+ | ***swapを使えるようにする [#s2f94a2c] | ||
+ | .configを変更して,スワップ出来るように設定する。 | ||
+ | CONFIG_SWAP=y | ||
+ | |||
+ | ***電話の音がおかしくなるのを修正 [#n5bdf1ce] | ||
+ | コンパイルしてSC-02Bに出来たkernelを焼いて使ってみたら,電話の音がブチブチブチとかいう音になって電話として使えなかった。JJ1から焼き直したり,いろいろ大変だったけど結局自分で作ったkernelだとダメになっちゃうと言うことがわかった。((冷静に考えれば当たり前なんだけど・・・)) | ||
+ | |||
+ | kernelのソースの音関連を調べていたら,sound/soc/codecsの中にあるファイルで,コンパイルすべきファイルがコンパイルされていないのを見つけた。本来は(たぶん)wm8994_s1ntt.cをコンパイルすべきなのだが,wm8994_aries.cをコンパイルしていた。~ | ||
+ | どうも,sound/soc/codecs/Makefileに問題がある。とりあえず以下のように変更した, | ||
+ | ifeq ($(SEC_PROJECT_REGION_OPERATOR),S1_JPN_NTT) | ||
+ | ↓ | ||
+ | ifeq ($(CONFIG_ARIES_NTT),y) | ||
+ | これで改めてコンパイルしたら,ちゃんと電話の音が鳴った :-D これってSC-02Bのソースなんだよね,Samsungさん。 | ||
**コンパイル [#af091748] | **コンパイル [#af091748] | ||
Line 94: | Line 108: | ||
odin3で書き込めるようにtarファイルにする。 | odin3で書き込めるようにtarファイルにする。 | ||
$ tar cvf sc02bomkf2_yujixx.tar zImage | $ tar cvf sc02bomkf2_yujixx.tar zImage | ||
- | とかしてodin3でPDAで出来たファイル&ref(sc02bomkf2_yuji02.tar);を指定してflashすれば,SC-02Bに書き込める。 | + | とかしてodin3でPDAで出来たファイル&ref(sc02bomkf2_03yuji.tar);を指定してflashすれば,SC-02Bに書き込める。 |
- | + | ||
- | *焼いたらおかしくなった [#c93d5dba] | + | |
- | 上記でkernelをコンパイルした後SC-02Bに焼いて,普通に立ち上がって使っていたんだけど,なんと電話をかけようとしたら,ブチブチというノイズしか出ないくて,相手の話もこちらの声も話せない :-( ~ | + | |
- | 他の機能は問題なかったんだけどな。 | + | |
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- | いろいろやっても直せなかったんで,JJ1に戻してみたり,いろいろしちゃった。 ;( まいったなぁ・・・~ | + | |
- | わかったことは,自分でKF2をコンパイルしたkernelだと,電話での音がおかしくなるってこと。 | + |