7: 2011-07-29 (金) 21:49:47 yuji Attached file: sc02bomkf2_yuji0729.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_yuji0726.tar at 2011-07-30 (土) 05:50:13 |
8: 2011-08-27 (土) 05:20:35 yuji Attached file: sc02bomkf2_yuji0827.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_yuji0729.tar at 2011-08-27 (土) 13:21:37 |
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Line 14: | Line 14: | ||
たぶん,kernelをコンパイル後zImageを作成する時にinitramfsが必要になる。~ | たぶん,kernelをコンパイル後zImageを作成する時にinitramfsが必要になる。~ | ||
とりあえず,SC-02BからバックアップしておいたzImageから,&ref(unpack-initramfs);コマンドを使ってinitramfsを抜き出したファイルを使用することにする。 | とりあえず,SC-02BからバックアップしておいたzImageから,&ref(unpack-initramfs);コマンドを使ってinitramfsを抜き出したファイルを使用することにする。 | ||
- | $ ./unpack-initramfs zImage | + | $ unpack-initramfs zImage |
これで,ファイルがinitramfsの中のファイルが復元されるんで,ディレクトリをKernelディレクトリがある所にinitramfsというディレクトリを作成して,そこに移動しておく。 | これで,ファイルがinitramfsの中のファイルが復元されるんで,ディレクトリをKernelディレクトリがある所にinitramfsというディレクトリを作成して,そこに移動しておく。 | ||
Line 164: | Line 164: | ||
**コンパイル [#af091748] | **コンパイル [#af091748] | ||
+ | ***コンパイラtoolchain [#l09e45db] | ||
+ | コンパイラー環境は,HT-03Aの時と同じ。(そのままでOK)か,[[CodeSourcery:http://www.codesourcery.com/]]のサイトから[[Sourcery G++ Lite Edition GNU Toolchain for ARM ProcessorsのEABI用Ver.2009q3-68:http://www.codesourcery.com/sgpp/lite/arm/portal/subscription3053]]を((Samsungでは,これでコンパイルしたと,なにかのドキュメントに書いてあった。)),ダウンロードして使う。 | ||
+ | |||
+ | ***コンパイルしてみる [#jc67712d] | ||
$ export LOCALVERSION="-SC02BOMKF2-CL271364" | $ export LOCALVERSION="-SC02BOMKF2-CL271364" | ||
$ export KBUILD_BUILD_VERSION="0722" | $ export KBUILD_BUILD_VERSION="0722" | ||
として環境変数をセット。~ | として環境変数をセット。~ | ||
- | コンパイラー環境は,HT-03Aの時と同じ。(そのままでOK) | + | 使うコンパイラ設定を,Makefileを変更して記述する。(上記の2009q3-68の場合の例) |
+ | CROSS_COMPILE ?= /opt/toolchains/arm-2009q3/bin/arm-none-linux-gnueabi- | ||
+ | ↓ | ||
+ | CROSS_COMPILE ?= /opt/toolchains/arm-2009q3/bin/arm-none-eabi- | ||
- | initramfsを変更した物を使えるようにする。 | + | initramfsを変更した物を使えるようにする。~ |
- | $ cd Kernel | + | |
arch/arm/configs/aries_jpn_defconfigの87行目当たりにある, | arch/arm/configs/aries_jpn_defconfigの87行目当たりにある, | ||
CONFIG_INITRAMFS_SOURCE="" | CONFIG_INITRAMFS_SOURCE="" | ||
↓ | ↓ | ||
CONFIG_INITRAMFS_SOURCE="../initramfs" | CONFIG_INITRAMFS_SOURCE="../initramfs" | ||
- | に変更する。(編集したinitramfsがある場所) | + | に変更する。(編集したinitramfsがある場所を設定する。) |
- | スワップを使用出来るように設定する。 | + | それと,スワップを使用出来るように設定する。 |
CONFIG_SWAP=y | CONFIG_SWAP=y | ||
設定ファイルの.configを, | 設定ファイルの.configを, | ||
$ make mrproper | $ make mrproper | ||
$ make aries_jpn_defconfig | $ make aries_jpn_defconfig | ||
- | で,作成する。必要なら | + | で,SC-02B用の.configを作成する。必要なら |
$ make menuconfig | $ make menuconfig | ||
でkernel設定を変更する。 | でkernel設定を変更する。 | ||
Line 189: | Line 195: | ||
$ make | $ make | ||
でコンパイル出来た。~ | でコンパイル出来た。~ | ||
- | うまくコンパイルできると,Kernel/arch/arm/bootにzImageが作成される。 | + | うまくコンパイルできると,arch/arm/bootにzImageが作成される。 |
**odin3でflash出来るようにする。 [#n58f8476] | **odin3でflash出来るようにする。 [#n58f8476] | ||
odin3で書き込めるようにtarファイルにする。 | odin3で書き込めるようにtarファイルにする。 | ||
$ cd arch/arm/boot | $ cd arch/arm/boot | ||
- | $ tar cvf sc02bomkf2_yujixx.tar zImage | + | $ tar cvf sc02bomkf2_yuji0827.tar zImage |
- | とかしてodin3で書き込めるファイル&ref(sc02bomkf2_yuji0729.tar);を作成する。~ | + | とかしてodin3で書き込めるファイル&ref(sc02bomkf2_yuji0827.tar);を作成する。~ |
SC-02Bをdownloadモードで立ち上げて,odin3で出来たファイルをPDAに指定してflashすれば,SC-02Bに書き込める。 | SC-02Bをdownloadモードで立ち上げて,odin3で出来たファイルをPDAに指定してflashすれば,SC-02Bに書き込める。 | ||
- | 純正ソースから,1.2GまでのOC,BLN対応,ext4パーテーション対応,sd-ext使用,userinit.d,root使用,CWMリカバリーとあまりいじってないのもあって,安定している。電池持ちもスリープ時のCPU Clockを下げるのと電圧調整で14時間は使えている :) スワップは,スワップパーテーションを使うとサクサク感がなくなっちゃうんで,使うのをやめた。CPUパワーがあるんで,compcacheの方が良い結果が出るかも。 | + | 純正ソースから,1.2GまでのOC,BLN対応,ext4パーテーション対応,sd-ext使用,userinit.d,root使用,CWMリカバリーとあまりいじってないのもあって,安定している。電池持ちもSetCPUを使って,スリープ時のCPU Clockを下げるのと電圧調整で14時間は使えている :) スワップは,スワップパーテーションを使うとサクサク感がなくなっちゃうんで,使うのをやめた。CPUパワーがあるんで,compcacheの方が良い結果が出るかも。 |