18: 2012-01-23 (月) 04:54:12 yuji ソース
Attached file: sc02bomkf2_yuji0123.tar
19: 2012-03-30 (金) 07:46:02 yuji ソース
Attached file: sc02bomkl4_yuji0330.tar, Deleted an attach file: sc02bomkl4_yuji0330.tar at 2012-03-30 (金) 15:32:20 at 2012-04-01 (日) 09:31:49
Line 1: Line 1:
*kernelのコンパイル [#cf986eb9] *kernelのコンパイル [#cf986eb9]
-Samsungで,OMKF2のソースコードが公開されたみたいだ。このソースから,Kernelをコンパイルしてみる。+Samsungで,ソースコードが公開されている。このソースから,Kernelをコンパイルしてみる。
**ソースコードのダウンロード [#g62549cd] **ソースコードのダウンロード [#g62549cd]
https://opensource.samsung.com/にソースコードが公開されている。(SC-02BOMKF2のKernel)~ https://opensource.samsung.com/にソースコードが公開されている。(SC-02BOMKF2のKernel)~
-ファイル名は,SC-02B_OpenSource.zip~+ファイル名は,Gingerbread ver2.3.3のKF2がSC-02B_OpenSource.zipで,ver2.3.6のKL4がSC-02B_GB_Opensource_Update.zip。~
適当なディレクトリを作成して, 適当なディレクトリを作成して,
 $ unzip SC-02B_OpenSource.zip  $ unzip SC-02B_OpenSource.zip
 $ tar xvfz SC-02B_Kernel.tar.gz  $ tar xvfz SC-02B_Kernel.tar.gz
-で解凍すると,kernelのソースコードが展開される。+のようにしてzipファイルを解凍すると,kernelのソースコードが展開される。
**initramfsを準備する [#n14eb993] **initramfsを準備する [#n14eb993]
Line 160: Line 160:
 $ patch -p1 -i ../patch/bln/bln_i9000_linux-2.6.35_gingerbread.patch  $ patch -p1 -i ../patch/bln/bln_i9000_linux-2.6.35_gingerbread.patch
-***電話の音がおかしくなるのを修正 [#n5bdf1ce]+***電話の音がおかしくなるのを修正(KF2のみ) [#n5bdf1ce]
コンパイルしてSC-02Bに出来たkernelを焼いて使ってみたら,電話の音がブチブチブチとかいう音になって電話として使えなかった :cry:  JJ1から焼き直したりしてみたけど,結局自分で作ったkernelだとダメになっちゃうと言うことがわかった。((冷静に考えれば当たり前なんだけど・・・)) コンパイルしてSC-02Bに出来たkernelを焼いて使ってみたら,電話の音がブチブチブチとかいう音になって電話として使えなかった :cry:  JJ1から焼き直したりしてみたけど,結局自分で作ったkernelだとダメになっちゃうと言うことがわかった。((冷静に考えれば当たり前なんだけど・・・))
Line 193: Line 193:
-その他~ -その他~
---ext4ファイルシステム周りを変更+--ext4ファイルシステム周りを変更(KF2)
---TinyRCUに変更~+--TinyRCUに変更(KF2)~
--Governorをいくつか追加(interactive,conservative,userspace,powersave,ondemand,performance)~ --Governorをいくつか追加(interactive,conservative,userspace,powersave,ondemand,performance)~
Line 202: Line 202:
***コンパイルしてみる [#jc67712d] ***コンパイルしてみる [#jc67712d]
- $ export LOCALVERSION="-SC02BOMKF2-CL271364" + $ export LOCALVERSION="-SC02BOMKF2-CL271364" (KF2) 
- $ export KBUILD_BUILD_VERSION="0722"+ $ export LOCALVERSION="-SC02BOMKL4-CL793915" (KL4) 
 + $ export KBUILD_BUILD_VERSION="xxxx" (日付など・・・)
として環境変数をセット。~ として環境変数をセット。~
 +
 +設定ファイルの.configを,
 + $ make mrproper
 + $ make aries_jpn_defconfig
 +で,SC-02B用の.configを作成する。
使うコンパイラ設定を,Makefileを変更して記述する。(上記の2009q3-68の場合の例) 使うコンパイラ設定を,Makefileを変更して記述する。(上記の2009q3-68の場合の例)
Line 218: Line 224:
に変更する。(編集したinitramfsがある場所を設定する。) に変更する。(編集したinitramfsがある場所を設定する。)
-設定ファイルの.configを, +必要なら通常のLinux設定のように,
- $ make mrproper +
- $ make aries_jpn_defconfig +
-で,SC-02B用の.configを作成する。必要なら+
 $ make menuconfig  $ make menuconfig
でkernel設定を変更する。 でkernel設定を変更する。
これで,準備OK。 これで,準備OK。
 $ make  $ make
-でコンパイル出来た。~+でコンパイルする。~
うまくコンパイルできると,arch/arm/bootにzImageが作成される。 うまくコンパイルできると,arch/arm/bootにzImageが作成される。
-module化したものがある場合は,initramfs/lib/modulesに*.koファイルを追加して,再度makeしてinitramfsを統合化してzImageを作る。+module化したものがある場合は,initramfs/lib/modulesに*.koファイルを追加して,再度makeしてinitramfsを統合化してzImageを作ようにする。
 $ cp `find ./ -name "*.ko"` ../initramfs/lib/modules/  $ cp `find ./ -name "*.ko"` ../initramfs/lib/modules/
 $ make  $ make
**odin3でflash出来るようにする。 [#n58f8476] **odin3でflash出来るようにする。 [#n58f8476]
-odin3で書き込めるようにtarファイルにする。+odin3で書き込めるように,zImageをtarファイルにする。
 $ cd arch/arm/boot  $ cd arch/arm/boot
 $ tar cvf sc02bomkf2_yuji0827.tar zImage  $ tar cvf sc02bomkf2_yuji0827.tar zImage
Line 243: Line 246:
-1.2GまでのOC~ -1.2GまでのOC~
-BLN対応~ -BLN対応~
--ext4パーテーション対応と高速化~+-ext4パーテーション対応と高速化(高速化はKF2のみ)~
-sd-ext使用とuserinit.d対応~ -sd-ext使用とuserinit.d対応~
-swapパーテーションでのswap対応 -swapパーテーションでのswap対応
Line 252: Line 255:
-CWMリカバリー搭載~ -CWMリカバリー搭載~
-と,純正からあまりいじってないのもあって,動作は安定している。電池持ちもSetCPUを使って,スリープ時のCPU Clockを下げるのと電圧調整で,いろいろ使っても16時間以上は使えている :) 予備バッテリを最初購入して交換しながら使っていたんだけど,もう使わなくなった。+と,純正からあまりいじってないのもあって,動作は安定している。(KL4はまだ試していない・・・)電池持ちもSetCPUを使って,スリープ時のCPU Clockを下げるのと電圧調整で,いろいろ使っても16時間以上は使えている :) 予備バッテリを最初購入して交換しながら使っていたんだけど,もう使わなくなった。


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