5: 2011-07-25 (月) 05:41:11 yuji ソース
Attached file: sc02bomkf2_yuji0725.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_03yuji.tar at 2011-07-25 (月) 13:41:46
6: 2011-07-26 (火) 10:25:14 yuji ソース
Attached file: sc02bomkf2_yuji0726.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_yuji0725.tar at 2011-07-26 (火) 18:25:42
Line 47: Line 47:
     symlink /mnt/sdcard /sdcard      symlink /mnt/sdcard /sdcard
     symlink /mnt/sd-ext /sd-ext      symlink /mnt/sd-ext /sd-ext
 +-SDカードに作ったext3パーテーションをマウントする~
 +上で作ったマウントポイントに,[[このようにして>../sd-extをマウント]],SDカードのext3パーテーションをマウントする。(HT-03Aで使っていたSDカードのまま。)
-プロセスがkillされる設定の確認~ -プロセスがkillされる設定の確認~
AndroidのLinuxカーネルには,メモリの空き容量が少なく(ある一定値以下に)なった場合に,プロセスを殺す仕組みがある。~ AndroidのLinuxカーネルには,メモリの空き容量が少なく(ある一定値以下に)なった場合に,プロセスを殺す仕組みがある。~
Line 82: Line 84:
     write /proc/sys/vm/overcommit_memory 1      write /proc/sys/vm/overcommit_memory 1
     write /proc/sys/vm/min_free_order_shift 4      write /proc/sys/vm/min_free_order_shift 4
-     write /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree 1536,2048,4096,10240,11264,20480 
-     ↓ 変更 
     write /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree 2560,4096,6144,10240,11264,12288      write /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree 2560,4096,6144,10240,11264,12288
-にしてみた。~ 
adjは,プロセスの優先順位みたいで数字が小さいほど優先して実行されるという意味。adjは,プロセス毎に値を持っていて,アプリケーションのライフタイムによって変化する。~ adjは,プロセスの優先順位みたいで数字が小さいほど優先して実行されるという意味。adjは,プロセス毎に値を持っていて,アプリケーションのライフタイムによって変化する。~
-minfreeは,最低限の空きページ数を示していて,1ページは4kB。1536では,1536x4KB=6144KB という意味になる。~+minfreeは,最低限の空きページ数を示していて,1ページは4kB。1536では,1536x4KB=6144KB という意味になるみたい。~
 空き容量が,12288ページ(49152KB)以下で,adjが15以上のプロセスはkill  空き容量が,12288ページ(49152KB)以下で,adjが15以上のプロセスはkill
 空き容量が,11264ページ(45056KB)以下で,adjが14以上のプロセスはkill  空き容量が,11264ページ(45056KB)以下で,adjが14以上のプロセスはkill
 空き容量が,10240ページ(40960KB)以下で,adjが7以上のプロセスはkill  空き容量が,10240ページ(40960KB)以下で,adjが7以上のプロセスはkill
 :  :
-オリジナルだと20480x4=81920KBになったら,フォアグランドで動いているプロセスも殺されていたんだけど,変更して,12288x4=49152KBまでは殺されないようになっていると思う。~+オリジナルだと12288x4=49152KBになったら,フォアグランドで動いているプロセスも殺される設定なんだと思う。~
プロセスチェックは常に行われていて,kernel/drivers/staging/android/lowmemorykiller.cに実装されている。~ プロセスチェックは常に行われていて,kernel/drivers/staging/android/lowmemorykiller.cに実装されている。~
 # echo "1536,2048,4096,5120,15360,23040" > /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree  # echo "1536,2048,4096,5120,15360,23040" > /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree
とかして,動作中に変更することも出来る。 とかして,動作中に変更することも出来る。
 +
 +-BLN用にライブラリをコピーするようにしておく~
 +/sbin/init_bln.shを作成する。
 + #!/system/bin/sh
 + if /sbin/busybox [ /res/misc/lights.s5pc110.so -nt /system/lib/hw/lights.s5pc110.so ]
 + then
 +     if /sbin/busybox [ ! -f /system/lib/hw/lights.s5pc110.so.backup ]
 +     then
 +         # make backup
 +         cat /system/lib/hw/lights.s5pc110.so > /system/lib/hw/lights.s5pc110.so.backup
 +     fi
 +     # setup liblights
 +     cat /res/misc/lights.s5pc110.so > /system/lib/hw/lights.s5pc110.so
 +     #set permissions
 +     chmod 755 /system/lib/hw/lights.s5pc110.so
 + fi
 +実行権をつけておく。
 +
 +init.rcに,
 + service bln /sbin/init_bln.sh
 +     oneshot
 +で/sbin/init_bln.shが自動起動するようにしておく。
***その他の変更 [#cedb47bc] ***その他の変更 [#cedb47bc]
Line 103: Line 124:
このおかげで?,initramfsに入っているrecoveryを入れ替えることもinitramfsを変更すれば可能になる。~ このおかげで?,initramfsに入っているrecoveryを入れ替えることもinitramfsを変更すれば可能になる。~
この時点で,必要ならrecoveryをCWMとかに変更しておく。これで,recoveryからnandバックアップが出来るようになる。 この時点で,必要ならrecoveryをCWMとかに変更しておく。これで,recoveryからnandバックアップが出来るようになる。
 +
 +***root化 [#j0d22031]
**Kernelソースの変更 [#b58bcd31] **Kernelソースの変更 [#b58bcd31]
Line 122: Line 145:
***電話の音がおかしくなるのを修正 [#n5bdf1ce] ***電話の音がおかしくなるのを修正 [#n5bdf1ce]
-コンパイルしてSC-02Bに出来たkernelを焼いて使ってみたら,電話の音がブチブチブチとかいう音になって電話として使えなかった。JJ1から焼き直したり,いろいろ大変だったけど結局自分で作ったkernelだとダメになっちゃうと言うことがわかった。((冷静に考えれば当たり前なんだけど・・・))+コンパイルしてSC-02Bに出来たkernelを焼いて使ってみたら,電話の音がブチブチブチとかいう音になって電話として使えなかった :cry:  JJ1から焼き直したりしてみたけど,結局自分で作ったkernelだとダメになっちゃうと言うことがわかった。((冷静に考えれば当たり前なんだけど・・・))
-kernelのソースの音関連を調べていたら,sound/soc/codecsの中にあるファイルで,コンパイルすべきファイルがコンパイルされていないのを見つけた。本来は(たぶん)wm8994_s1ntt.cをコンパイルすべきなのだが,wm8994_aries.cをコンパイルしていた。~+kernelのソースの音関連を調べていたら,sound/soc/codecsの中にあるファイルで,コンパイルすべきファイルがコンパイルされていないのを見つけた。本来は,たぶんなんだけどwm8994_s1ntt.cをコンパイルすべきところなのだが,wm8994_aries.cをコンパイルしていた。~
どうも,sound/soc/codecs/Makefileに問題がある。とりあえず以下のように変更した, どうも,sound/soc/codecs/Makefileに問題がある。とりあえず以下のように変更した,
 ifeq ($(SEC_PROJECT_REGION_OPERATOR),S1_JPN_NTT)  ifeq ($(SEC_PROJECT_REGION_OPERATOR),S1_JPN_NTT)


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