6: 2011-07-26 (火) 10:25:14 yuji ソース
Attached file: sc02bomkf2_yuji0726.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_yuji0725.tar at 2011-07-26 (火) 18:25:42
7: 2011-07-29 (金) 21:49:47 yuji ソース
Attached file: sc02bomkf2_yuji0729.tar, Deleted an attach file: sc02bomkf2_yuji0726.tar at 2011-07-30 (土) 05:50:13
Line 85: Line 85:
     write /proc/sys/vm/min_free_order_shift 4      write /proc/sys/vm/min_free_order_shift 4
     write /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree 2560,4096,6144,10240,11264,12288      write /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree 2560,4096,6144,10240,11264,12288
-adjは,プロセスの優先順位みたいで数字が小さいほど優先して実行されるという意味。adjは,プロセス毎に値を持っていて,アプリケーションのライフタイムによって変化する。~+adjは,プロセスの優先順位みたいで数字が小さいほど優先して実行されるという意味。プロセス毎にこの値を持っているみたい。~
minfreeは,最低限の空きページ数を示していて,1ページは4kB。1536では,1536x4KB=6144KB という意味になるみたい。~ minfreeは,最低限の空きページ数を示していて,1ページは4kB。1536では,1536x4KB=6144KB という意味になるみたい。~
 空き容量が,12288ページ(49152KB)以下で,adjが15以上のプロセスはkill  空き容量が,12288ページ(49152KB)以下で,adjが15以上のプロセスはkill
Line 91: Line 91:
 空き容量が,10240ページ(40960KB)以下で,adjが7以上のプロセスはkill  空き容量が,10240ページ(40960KB)以下で,adjが7以上のプロセスはkill
 :  :
-オリジナルだと12288x4=49152KBになったら,フォアグランドで動いているプロセスも殺される設定なんだと思う。~+FOREGROUND_APP: 前面で動作中のアプリ~ 
 +VISIBLE_APP: ユーザから見えているアプリ~ 
 +PERCEPTIBLE_APP: ユーザから認識可能なアプリ。例)バックグラウンドで音楽を再生するアプリ~ 
 +HEAVY_WEIGHT_APP: ?~ 
 +SECONDARY_SERVER: ?~ 
 +BACKUP_APP: ?~ 
 +HOME_APP: ホームアプリ~ 
 +HIDDEN_APP: たぶん裏に回ったアプリ~ 
 +EMPTY_APP: ?~
プロセスチェックは常に行われていて,kernel/drivers/staging/android/lowmemorykiller.cに実装されている。~ プロセスチェックは常に行われていて,kernel/drivers/staging/android/lowmemorykiller.cに実装されている。~
 # echo "1536,2048,4096,5120,15360,23040" > /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree  # echo "1536,2048,4096,5120,15360,23040" > /sys/module/lowmemorykiller/parameters/minfree
-とかして,動作中に変更することも出来る。 +とかして,動作中に変更することも出来る。~ 
 +適当に好きな値にしておく。
-BLN用にライブラリをコピーするようにしておく~ -BLN用にライブラリをコピーするようにしておく~
/sbin/init_bln.shを作成する。 /sbin/init_bln.shを作成する。
Line 112: Line 120:
 fi  fi
実行権をつけておく。 実行権をつけておく。
- 
init.rcに, init.rcに,
- service bln /sbin/init_bln.sh+     start setbln 
 +     : 
 +     : 
 + service setbln /sbin/init_bln.sh 
 +     user root
     oneshot      oneshot
 +     disabled
で/sbin/init_bln.shが自動起動するようにしておく。 で/sbin/init_bln.shが自動起動するようにしておく。
Line 125: Line 137:
この時点で,必要ならrecoveryをCWMとかに変更しておく。これで,recoveryからnandバックアップが出来るようになる。 この時点で,必要ならrecoveryをCWMとかに変更しておく。これで,recoveryからnandバックアップが出来るようになる。
-***root化 [#j0d22031]+***rootが使えるようにしておく [#paf74932] 
 +[[このようにして>../root化]],rootが使えるようにした。
**Kernelソースの変更 [#b58bcd31] **Kernelソースの変更 [#b58bcd31]
Line 139: Line 152:
 $ cd Kernel  $ cd Kernel
 $ patch -p1 -i ../patch/bln/bln_i9000_linux-2.6.35_gingerbread.patch  $ patch -p1 -i ../patch/bln/bln_i9000_linux-2.6.35_gingerbread.patch
- 
-***swapを使えるようにする [#s2f94a2c] 
-.configを変更して,スワップ出来るように設定する。 
- CONFIG_SWAP=y 
***電話の音がおかしくなるのを修正 [#n5bdf1ce] ***電話の音がおかしくなるのを修正 [#n5bdf1ce]
Line 148: Line 157:
kernelのソースの音関連を調べていたら,sound/soc/codecsの中にあるファイルで,コンパイルすべきファイルがコンパイルされていないのを見つけた。本来は,たぶんなんだけどwm8994_s1ntt.cをコンパイルすべきところなのだが,wm8994_aries.cをコンパイルしていた。~ kernelのソースの音関連を調べていたら,sound/soc/codecsの中にあるファイルで,コンパイルすべきファイルがコンパイルされていないのを見つけた。本来は,たぶんなんだけどwm8994_s1ntt.cをコンパイルすべきところなのだが,wm8994_aries.cをコンパイルしていた。~
-どうも,sound/soc/codecs/Makefileに問題がある。とりあえず以下のように変更した,+どうも,sound/soc/codecs/Makefileに問題がある。53行目あたりをとりあえず以下のように変更した,
 ifeq ($(SEC_PROJECT_REGION_OPERATOR),S1_JPN_NTT)  ifeq ($(SEC_PROJECT_REGION_OPERATOR),S1_JPN_NTT)
   ↓    ↓
Line 155: Line 164:
**コンパイル [#af091748] **コンパイル [#af091748]
- $ export ARCH="arm" 
 $ export LOCALVERSION="-SC02BOMKF2-CL271364"  $ export LOCALVERSION="-SC02BOMKF2-CL271364"
- $ export KBUILD_BUILD_VERSION="01"+ $ export KBUILD_BUILD_VERSION="0722"
として環境変数をセット。~ として環境変数をセット。~
コンパイラー環境は,HT-03Aの時と同じ。(そのままでOK) コンパイラー環境は,HT-03Aの時と同じ。(そのままでOK)
 +initramfsを変更した物を使えるようにする。
 $ cd Kernel  $ cd Kernel
-arch/arm/configs/aries_jpn_defconfigの83行目当たりにある,+arch/arm/configs/aries_jpn_defconfigの87行目当たりにある,
 CONFIG_INITRAMFS_SOURCE=""  CONFIG_INITRAMFS_SOURCE=""
 ↓  ↓
 CONFIG_INITRAMFS_SOURCE="../initramfs"  CONFIG_INITRAMFS_SOURCE="../initramfs"
-に変更する。+に変更する。(編集したinitramfsがある場所)
 +スワップを使用出来るように設定する。
 + CONFIG_SWAP=y
 +設定ファイルの.configを,
 $ make mrproper  $ make mrproper
 $ make aries_jpn_defconfig  $ make aries_jpn_defconfig
-で,.configを作成する。必要なら+で,作成する。必要なら
 $ make menuconfig  $ make menuconfig
でkernel設定を変更する。 でkernel設定を変更する。
-これで,+これで,準備OK。
 $ make  $ make
でコンパイル出来た。~ でコンパイル出来た。~
Line 181: Line 193:
**odin3でflash出来るようにする。 [#n58f8476] **odin3でflash出来るようにする。 [#n58f8476]
odin3で書き込めるようにtarファイルにする。 odin3で書き込めるようにtarファイルにする。
 + $ cd arch/arm/boot
 $ tar cvf sc02bomkf2_yujixx.tar zImage  $ tar cvf sc02bomkf2_yujixx.tar zImage
-とかしてodin3でPDAで出来たファイル&ref(sc02bomkf2_yuji0726.tar);を指定してflashすれば,SC-02Bに書き込める。+とかしてodin3で書き込めるファイル&ref(sc02bomkf2_yuji0729.tar);を作成する。~ 
 +SC-02Bをdownloadモードで立ち上げて,odin3で出来たファイルをPDAに指定してflashすれば,SC-02Bに書き込める。 
 + 
 +純正ソースから,1.2GまでのOC,BLN対応,ext4パーテーション対応,sd-ext使用,userinit.d,root使用,CWMリカバリーとあまりいじってないのもあって,安定している。電池持ちもスリープ時のCPU Clockを下げるのと電圧調整で14時間は使えている :) スワップは,スワップパーテーションを使うとサクサク感がなくなっちゃうんで,使うのをやめた。CPUパワーがあるんで,compcacheの方が良い結果が出るかも。


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