最近は100年に一度の不況ってよく言う。本当にそうであれば確かに抜本的な見直しや改革が絶対に必要なのは間違いない。
俺がお世話になっている会社のトップも,改革や抜本的な見直しは必要だってよく言っている。たまにこうしたらどうかという提案もしてみたりするが,そういうときにも必ず足を引っ張るやつがいるんだよね。
俺がSUBARUに対して,「SUBARUで軽自動車はすごく売れているんだから,ダイハツのOEMを売るんじゃなくて,サンバーとか自社開発を続けろ」っていっても,SUBARUのトップとかは当然「そんなの無駄なことはできない」とか言うだろうな。
しかし,SUBARUの人たちもアメリカのGM,フォード,クライスラーなんかにはきっと,「いまどきあんなでかい車ばっかりじゃダメに決まってる。もっと燃費が良い小さい車じゃないとね」みたいに言うかもしれない。GM達はそんなの無理だなんて言っても,「でもそれをしないとダメなんだよ。改革が必要なんだから」となる。
つまり他人事だと真理が意外と良くわかるってことだね。つまり社内で改革をしてくってことは物凄いリーダーシップがないとできないだろうっていうこと。
ずーと政権与党にいる自民党じゃ,抜本的な見直しや改革は出来ないのと同じことですね。