ボーイング 747-100/-200B
'70に就航して以来「ジャンボ」の愛称で親しまれている大型の4発ジェット旅客機。
それまでの旅客機に比べ著しく大きい胴体を採用し,メインキャビンは横6列~10列で通路を2本とし,機首部は2階建てとしてコックピットと客席を設けた。高バイパスエンジンの採用,INS(慣性航法装置)の装備,フェイルセーフの思想を取り入れた機体設計など,現代のジェット旅客機では常識とされている要素を具体化した機体でもある。
最初の生産型-100では航続性能などが不足したためエンジンをパワーアップし,機体各部の補強を行い最大離陸重量を上げた-200Bが開発され,生産の中心となった。
データ(-200B 日本航空仕様)
全幅 | 59.64m |
全長 | 70.51m |
全高 | 19.33m |
エンジン | P&W JT9D-7 21,319kg X4 |
機体重量 | 163,848kg |
最大ペイロード | 74,973kg |
最大離陸重量 | 350,633kg |
最大巡航速度 | 1,006km |
運用高度限界 | 13,746m |
離陸滑走路長 | 3,261m |
着陸滑走路長 | 2,164m |
最大航続距離 | 11,953km |
運行乗員/乗客数 | 3/391(標準) |
初飛行 | 10/11/1970(747 1号機 02/09/1969) |
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