docomo HT-03AのAndroid 1.6を1.5へのダウングレードする手順。
しかし直接docomoの1.5には戻せないようだ。myTouch3GのROMを焼いてAndroid 1.5に戻す作業になる。当然,docomoの保証は無くなってしまう。
まだ実際には踏ん切りがつかないので行っていない,いつでも出来るようにメモしておく。
docomo 1.6のホームに戻るまで30秒以上もかかったり,エラーが多発するなど,使い勝手がいまいちなので,やっぱりカスタムROMを焼いちゃいました
結果は,なかなか快適に使用出来るようになった。
現在では,docomo Android 1.6から直接root権が取れるようになっているので,わざわざmyTouch3Gの1.5にする作業は必要ない。
俺のHT-03Aは既にdocomoからの自動アップグレードでAndroid 1.6になっちゃっています。このままでroot権を得ることは出来ないみたいで*1,カスタムROMをFlashすることが出来ない。この為,docomoの保証が無くなるのだが,myTouch3GのROMをFlashして一度myTouch3G Android 1.5の環境にした後,root権を使えるようにして,その後カスタムROMを導入するという手順になる。
俺のHT-03Aは,
docomo HT-03A android 1.6 |
HBOOT-1.33.0006(SAPP20000) |
CPLD-10 |
RADIO-2.22.19.26I |
may 27 2009,19:06:41 |
なんだけど。なんか修理上がりなんかで帰ってくると,Flashが書き換えられるらしい。
docomo HT-03A android 1.6 |
HBOOT-1.33.0007(SAPP20000) |
CPLD-10 |
RADIO-2.22.19.26I |
Jul. 31 2009,15:49:25 |
Android SDKをPCにインストールしておく。PCとHT-03AをUSBケーブルで接続してリモートで操作するために,adbコマンドやfastbootコマンドがSDKに含まれているから。
PCがWindowsの場合は,SDKをインストールしたらUSBドライバーをインストールしておく。
<sdkをインストールしたディレクトリ>\usb_driverに入っている。
Goldcardとは,デバイスチェック(通常はそのメーカーの端末のみ,アップグレード出来るようになっているようだ)を無視してイメージを適用できるSDカードの事。
このSDカードにFlashするイメージを入れる事で,デバイスチェックに引っかかることなく強制アップグレード出来るようになる。GoldCardじゃないSDカードにイメージを入れて試したら,ロードした後チェックに引っかかってFlash出来なかった。
フォーマットしても良いMicroSDカード,相性が出るようでKingstonの2GB(標準付属品)が良いみたい。(SanDiskはどうもだめらしい)
あらかじめHT-03Aで,初期化を行っておいた。
$cat /sys/class/mmc_host/mmc1/mmc1:*/cid xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ←これをメモ
ここからをmyTouch3GのイメージをダウンロードしてSAPPIMG.nbhにリネーム。作成したGoldcardにコピーする。
Name:任意 APN:mpr2.bizho.net MCC:440 MNC:10
Android1.5だとFlashRecoveryが使える。これは,Linuxのkernel2.6.0から2.6.30.4にセキュリティホールがあって,そこを突くとプログラムをroot権限で実行できる弱点を利用するようだ。この弱点を利用してROMイメージを書き換えるソフトが,FlashRecovery。
たぶん,Android1.6だとこのセキュリティホールは対策されているだろうからFlashRecoveryはroot権限ない1.6ではインストール出来ないと思う。
FlashRecoveryには,そのセキュリティを突くasrootっていうプログラムが入っていて,インストール時にasrootを/data/data/org.zenthought.flashrec/cacheの下にコピーしている。
asrootは,2番目のオプションで与えたコマンドをRoot権限で実行する様だ。
setupsuも,どうもasrootを使っているみたい。root権を使えるようにするには,どちらでも大丈夫ということだね。きっと。
flashrec-1.1.2-20090909.apkを,↓のように(通常のアプリのインストールと同様)してインストールする。
adb install flashrec-1.1.2-20090909.apk
成功したら,[Reboot into Recovery Mode]で,リカバリモードで再起動する。
[Alt+B] nandroid v2.2 backup : バックアップを取る で,現在の状況のバックアップをしておいた方が良いかも。(しなかったけど・・・)
FlashRecoveryでもroot権は使えるようになるんだけど,これはsetupsu.apkで行った。
[添付]を,↓のようにしてインストールする。
adb install setupsu.apk
この後,HT-03Aでアプリケーション一覧にある「す設定」を実行する。これで,suとかbusyboxとかがインストールされる。
adb shell
でリモートログインしてみると,最初から#のプロンプトが出てrootでログイン出来るようになった
リカバリーユーティリティをRA-sapphireに変更する。
# flash_image recovery /sdcard/recovery-RA-sapphire-v1.6.2G.img
現在は,recovery-RA-sapphire-v1.7.0G-cyan.imgにアップデートして使用している。(色が水色のタイプ)
ルート権がやっと使えるようになったんで,カスタムROMをFlashしてみる。
高速と言われるDwang(Android 1.6)にしてみる。docomoも1.6なんで同じ感じかも。日本語化ファイルもあるんでお手軽と思われたから。
dwang-v1.17.1.zipとDwang17_JP_EXT.zipを,SDカードにコピーして,HT-03Aをリカバリモードで起動する。
終わったら,リブートしてAndroidが立ち上がれば良いんだけど,なぜか画面が消えたままで5分ぐらい待ってもうんともすんとも変化がない。しょうがないんで,電源OFF/ONしてWipe/FactoryResetを行った後,再度起動しなおしたら日本語表示のAndroidの最初の画面で起動成功した。
なんと,既にAPNに「Biz・ホーダイ」と「mopera設定用」APNが入っている。ほんとに手間いらずです。作者の方に感謝です。
電源ON後,純正よりはAPNに接続するまでに時間がかかるようになっちゃってるが,無事docomoと接続出来た。電源ON時だけなんで,そんなに気にならない。
これで俺のHT-03AもカスタムROMになりました ブート時のdocomoのロゴは黄緑色のバックにmyTouch3Gの文字になっている。これでdocomoの保証等はもう効かない。
日本語化も結構されていて,docomo純正1.6に比べて不便ていうことはない。作者の方本当に感謝です ホームもすぐ表示されてストレスも無く,毎回のように出ていたエラーもほとんど出ません。きびきび動作してなかなか良いです。
最初なんでAndroidマーケットから,アプリを最初からインストールしていきます。
その後,いろんなROMを試して現在は,CM6.1RC1に,RAMを増やすkernelに入れ替えて使ってる。動きも快適に使用できている。(でもバッテリーの持ちが悪いけど・・・)
Androidマーケットで「OverclockWidget」をダウンロードしてインストールする。
これで,WidgetからCPUクロックを528MHzに設定できるようになる。docomo純正だと電池の問題からか,なんと384MHzで動いているらしい。これが体感的にもっさり感があるのかも。
CPU自体は,528MHzのやつがHT-03Aには搭載されているんで,これで本来の速度っていうことになる。
現在は,「OverclockWidget」は使わずにlinuxブート時にinitで設定されるように,/sd-ext/userinit.shに
echo 245760 > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_min_freq echo 576000 > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_max_freq echo ondemand > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_governor
のようにして,max 576MHzで使っている。俺のHT-03Aはこれ以上オーバークロックすると時々リセットしちゃうんで,このクロックに落ち着いた。
/sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_min_freqは,init.sapphire.rcで245760MHzにOverwriteされるんで,ここで設定しても無効になっちゃう ちなみに,init.sapphire.rcで設定されるのは,
# cpufreq configurations write /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_min_freq 245760 write /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_governor ondemand write /sys/devices/system/cpu/cpufreq/ondemand/sampling_rate 40000 write /sys/devices/system/cpu/cpufreq/ondemand/up_threshold 85
linuxで言うswapは仮想RAMのことなんだけど,androidで使うことが出来るswapは幾つかタイプが有るみたいだ。
/systemを書き込めるようにmountし直す。
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system
既にbusyboxがあるんで,
# cd /system/bin # ln -s /system/xbin/su su # ln -s /system/xbin/busybox mkswap # ln -s /system/xbin/busybox swapon # ln -s /system/xbin/busybox swapoff # ln -s /system/xbin/busybox free
swap関連のコマンドのシンボリックを張った。 /systemをreadonlyに戻す。
# mount -o remount,ro /dev/block/mtdblock3 /system
modprobe ramzswap rzscontrol /dev/block/ramzswap0 --disksize_kb=65536 --init swapon /dev/block/ramzswap0
swapon /dev/block/mmcblk0p3 sysctl -w vm.swappiness=30
mkswap /sdcard/swapfile swapon /sdcard/swapfile
HT-03Aは搭載しているメインRAMが少ないんで,バランスを考えて設定しないとダメなんだけど,よくわからないんで,とりあえずfroyo(SPF3.02)にしてからは今のところcompcacheで64MBで使っている。 24MBにした。本当は,compcache+swapパーテーション混在にしたいんだけど,なぜか設定できない
swaponを再度繰り返せば,compcache+swapは設定できた。
現在使用しているFroyo Redux Mod1.9.5では,Swapパーテーション32Mでなかなか調子いい。このサイズがFroyoにはちょうど良いようだ。しばらく128Mを使っていたんだけど,いろいろなアプリやサービスが動いちゃって,タスク切り替えで遅くなっちゃっていた。
日本語フォントをメイリオに変更してみました。
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock3 /system # cp /sdcard/DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/ # reboot
黄緑のバックにmyTouch3Gになっていたスプラッシュ画面を変更してみた。
ネットでいろいろ調べたら,Secondary Program Loader(SPL)を変更する必要があるようで,しかも元に戻せないようだ。
HBOOT-1.33.2005 (SAPP20000)
fastboot flash splash1 mysplash.rgb565
リブートすれば,書き換えたスプラッシュが表示される。とりあえずmysplash.rgb565を使ってdocomoスプラッシュにした。見た目はオリジナルな感じだ
なんと,radioの未使用RAMやcameraアプリのRAMを縮小したりして,それをメインRAMにつなげてRAMを増量させることが出来るようになった 凄いですなぁ
対応した,HT-03AのradioイメージとHBOOTを対応したものに入れ替える必要がある。またHBOOT,radioはT-Mobileの純正になってしまう。(まだEngineering SPLは出来てないみたい)
hboot-1.33.2005/radio-2.22.19.26IのHT-03Aで場合,CM6.1RC1を増量RAM対応にする手順。
>fastboot flash radio radio-2.22.27.08.img >fastboot flash hboot hboot-1.33.0013.img >fastboot reboot-bootloader >fastboot erase system -w >fastboot erase boot >adb reboot recovery (リカバリモードで再起動)
この後,RAM増量後に新たなカスタムROMを焼く場合は,
Recoveryモード→SpoofSPLをFlash→Recoveryモードで再起動→カスタムROMをFlash→RAM増量対応KernelをFlash→再起動
という手順にする。*9
CM6.1stableをちょこっと変更してみた。
RomManager.apk CMWallpaper.apk FileManager.apk QuickSeachBox.apk
Gmail.apk GoogleQuickSearchBox.apk kickback.apk MapsSapphire.apk soundback.apk Street.apk talkback.apk VoiceSearch.apk YouTube.apk
久しぶりにnightly304,305, 306, 307と立て続けにリリースされた。とりあえず今までと同じようにカスタマイズ。
HT-03Aで動くGingerbreadには,CM7RC0やそれをベースにしたSuperginger,COS-DSとかある。 SupergingerとかCOS-DSとか試してみた。
なぜかSupergingerでもCOS-DSでも,foursquareでチェックインする時,写真を撮ったりギャラリーから写真を挿入しても反映されない。Gingerbreadの問題なのかな? fix_permissionを実行したら,うまく挿入できるようになった。
でもいろいろいじっているうちにまた駄目になった。これ以外は特に不具合は無いんだけどなぁ・・・
Supergingerは気に入っているんだけどなぁ。この写真挿入が問題なくなればGingerbread使うんだけど,今はfroyo(CM6.1n307)にUSB抜いてもバッテリ持ちが悪くならないkernelで使用中。でもGingerbreadに戻りたい。
Super@tmelさん作成のGingerbread,SuperGinger V2.6.8がリリースされたんで,いくつか変更した後にHT-03Aにflashして使用中。
リリースノートには,kernelが2.6.37と書いてあったが,端末情報では2.6.35.10だった
ファイルは,SuperGingerV.2.6.8-yuji_S.zip (とりあえずzip作ってみただけ,未テスト。 )
どうも,CPUクロックが576MHzに設定して,GPSにアクセスすると時々リブートしちゃう。528MHzにすると安定するんだけど,GPSデータを受信するのが時間がかかるなどGPS周りに問題が出ていた。
この為,Kernelを入れ替えてみた。
total used free shared buffers Mem: 113104 111356 1748 0 500 Swap: 32124 7228 24896 Total: 145228 118584 26644
速度的には,Pershoots Kernelの方がやっぱり速いんで,今のところPershots Kernelを使っている。
CM7.0 RC0を自分でコンパイルしてみた。
RomManager.apk CMWallpaper.apk FileManager.apk QuickSeachBox.apk
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