VIAが開発した,$49で売り出したAndroid搭載の小型ボードを購入した。キャッチフレーズは,「A Bicycle for your mind.」だって。
こんなボードを出すなんて,あいかわらずVIAは変わっていないのかな
タッチパネルや7"ぐらいのディスプレーと併せて,車載PCとして使ってみたいなぁ・・・
項目 | 内容 |
CPU | VIA WonderMediaプロセッサ WM8750,800MHz ARM1176JZF(ARMv6) |
RAM | 512MB DDR3 |
ROM | 2GB NAND Flash (K9GAG08U0F-SCB0) |
BIOS | EEPROM (MX25L4006E) |
LAN | 10/100base-TX |
Graphics | 内蔵 最大720p,A-RGB x1,HDMI x1 |
Sound | Line-Out x1,Mic x1 |
I/O | USB2.0 x4 |
expansion | MicroSD Slot x1 |
Power | DC12V 4W/13.5W ACアダプタ15W付属 |
Size | 170x85mm Neo-ITX |
2GBぐらいRAMを積んでくれていたらなぁと思う。
搭載OSは,Android2.3
bootloaderはU-Bootが使われている。
https://github.com/apc-io/apc-8750 にソースが公開されていたのでコンパイルしてみたんだけど,そのままではエラーが出てうまくコンパイルできなかった。
そこでいくつか変更した。
u-boot/lib-arm/Makefileを以下のように変更,
AOBJS = _udivsi3.o _umodsi3.o ↓ AOBJ =
なぜか,u-boot/include/_exports.hが無いんで,以下の内容で作成した。
EXPORT_FUNC(get_version) EXPORT_FUNC(getc) EXPORT_FUNC(tstc) EXPORT_FUNC(putc) EXPORT_FUNC(puts) EXPORT_FUNC(printf) EXPORT_FUNC(install_hdlr) EXPORT_FUNC(free_hdlr) EXPORT_FUNC(malloc) EXPORT_FUNC(free) EXPORT_FUNC(udelay) EXPORT_FUNC(get_timer) EXPORT_FUNC(vprintf) EXPORT_FUNC(do_reset) EXPORT_FUNC(getenv) EXPORT_FUNC(setenv) EXPORT_FUNC(forceenv) EXPORT_FUNC(simple_strtoul) EXPORT_FUNC(simple_strtol) EXPORT_FUNC(strcmp) EXPORT_FUNC(i2c_write) EXPORT_FUNC(i2c_read) EXPORT_FUNC(spi_init) EXPORT_FUNC(spi_setup_slave) EXPORT_FUNC(spi_free_slave) EXPORT_FUNC(spi_claim_bus) EXPORT_FUNC(spi_release_bus) EXPORT_FUNC(spi_xfer)
これで,とりあえずコンパイルは通った。u-boot.binがu-bootディレクトリに作成されている。
Linux kernelも,https://github.com/apc-io/apc-8750 にソースが公開されている。
コンパイルしてみたんだけど,kernelもそのままではエラーが出てうまくコンパイルできなかった。
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