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ネットワークアイコンが地球儀になりネットワーク接続なしと表示される

Windows10でWiFiが不安定になることがちょくちょく起きるようになることがある。
通知領域のWiFiアイコンが地球儀マークになって，「接続なし」と表示されることがある。
地球儀マークになるとインターネットへの接続が出来無くなっているのを表示している。

地球儀マークのアイコンを表示しているのは，「ネットワーク接続インジケーター：Network Connection Status Indicator (NCSI) 」という機能のようだ。

この機能は，MSのhttp://www.msftconnecttest.com/connecttest.txtにアクセスして，返答に「Microsoft Connect Test」の文字があるかどうかで，外部とのネットワーク通信が出来るかチェックしている。
また，www.msftconnecttest.comやdns.msftncsi.comが名前解決できるかどうかもチェックしている。

このテスト結果によりアイコンの表示を変えている。

何らかの通信エラーがある場合は，地球儀マークを表示するようにしている。

まあ，実際にネットワークに接続できなくなった場合は，その原因を取り除かないとダメなのだが・・・
このチェックを行わないようにして，どのような影響があるか確認してみた。どちらかの方法で行う。

グループポリシーエディターで通知領域のアイコンを更新しないようにする

Win + Rキーでgpedit.mscと入力し，グループポリシーエディターを開く。

• 左のペインで，コンピューターの管理>システム>インターネットの通信の管理>インターネット通信の設定を開く
  
• 右にある「Windows ネットワーク接続状態インジケーターのアクティブなテストを無効にする」をダブルクリック
  
• 「有効」にマークし，OKをクリック
  

この後，PCを再起動する。

これで，通知領域のWiFiアイコンが更新されなくなる。

レジストリで通知領域のアイコンを更新しないようにする

レジストリエディタを起動し，以下のキーの値を変更する。

キー：\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\NetworkConnectivityStatusIndicator
名前：NoActiveProbe
値のデータ：1  （0：無効、1：有効、値無し：未構成）

この後，PCを再起動する。

これで，通知領域のWiFiアイコンが更新されなくなる。