PC​/Windows​/ライセンス認証

Windowsのライセンス認証とは？

マイクロソフトが，Windowsの不正コピーを防止するために開発したコピープロテクト。
英語だと，MPA（Microsoft Product Activation）とかWPA（Windows Product Activation）とか呼ばれている。

Windows販売形態によって大きく分けると3つのやり方がある。（この他にもDSPパッケージなどのライセンス形態もある）

1. リテールパッケージ
   一般の人が小売店とかでWindowsを購入する場合のタイプ。 プロダクトKey*1を入力してインストールした後，製品から作られる（プロダクトKeyと製品構成等）プロダクトID*2と，そのPCのハードウェア構成から作成されるハードウェア・ハッシュから作成されるインストールIDをマイクロソフトに送り，マイクロソフトでそのインストールIDをデータベースと照合し登録されていなければ，新規の物として確認IDをユーザーに返し，ライセンス認証を行う。
2. ボリュームライセンス
   企業が購入するWindowsのライセンス方法。 ボリュームライセンスプロダクトKey（VLK）を使用してWindowsをインストールする。
   リテールパッケージのようなアクティベーション認証やハードウェアのチェックは行われない。
   ただ，Vistaからボリュームライセンスであっても，ローカルサーバーによるライセンス認証が必要になった。
3. OEMパッケージ
   PCメーカーがPCにインストールして出荷するもの。
   PC購入時にWindowsはインストールされており，プロダクトキーの入力やアクティベーション認証は必要ない。
4. OEM(DSP)パッケージ
   特定のPCパーツにバンドルして販売されているパッケージ。Vista -> Windows7みたいな時期に，安く無料アップグレード付というパッケージが購入できるが，これもDSPパッケージである。
   一応，購入したパーツを使うときでないとインストールしちゃいけない事になっているが・・・
   アクティベーション認証が必要になる。