シン覚え書は,Windowsマシンで動作するデスクトップに付箋を表示するツール。無料で使用できる。
以下のような特徴があり,プラグインで機能を拡張できる。
このような特徴を持ち,付箋の作成・編集などの操作が使いやすいデスクトップ付箋アプリケーション。
Windows95時代の古いソフトウェアだが,Windows10/11でも問題なく動作する(ネットワーク機能では制限がある)。
欠点としては付箋にスクロール表示機能が無いので,付箋のサイズに入り切らない内容がある付箋では,全体を見ることが出来ない問題がある。
Windowsでのデスクトップ付箋ツールは多くあるが,使いやすさ・付箋のデザインがいい・多機能ということで,昔のWindowsでもWindows11を使うようになっても便利に使っている。
シン覚え書サポートサイトからダウンロードにあるSOG231Setup2.msiをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールする。
そして,Vista以降の試験版SOboe20160807.zipをダウンロードして解凍後,ファイルを上書きコピーする。
プラグインeMail.nxlをダウンロードし,ファイルを解凍してWS2にあるemail.nxlファイルをシン覚え書ディレクトリに上書きコピーする。
シン覚え書を終了した状態で,SetReg.exeを使って各種設定が出来る。
オンラインヘルプに説明されている。
作者サイトの各種Dxlの情報で説明されているプラグインで,ダウンロード出来ないものを以下に補完している。
シン覚え書の付箋データはOboeGaki.mrmに保存される。
SetReg.exeまたは直接OboeGaki.iniファイルを編集することで,このファイルの場所を変更することが出来る。
この付箋データを保存する場所をオンラインストレージ上に同期するディレクトリに設定することにより,複数のPCで動作するシン覚え書で付箋データを共有することもできる。
ただしシン覚え書はWindows95時代のアプリのため,付箋データを共有することは想定されていない。
付箋データを保存するタイミングは,付箋の編集後・シン覚え書の終了時にのみ行われる。また,
付箋データの読み込みはシン覚え書の起動時のみ行われる。
このため,複数のPCのシン覚え書で同時に付箋データを変更する(付箋編集・シン覚え書終了時)と,オンラインストレージに保存しようとする付箋データがコンフリクト状態になってしまう場合がある。
このような状況になった場合は,オンラインストレージのツール等でコンフリクトを修正する必要がある。
さらに,シン覚え書を再起動して付箋データを読み直す必要がある。
ネットワーク上で付箋データを共有する場合は,アプリ側で付箋データが更新されたかどうかを常に監視していて変更された場合は再読込するような対応が必要になる。
シン覚え書で付箋データを共有する場合は,電子メールやネットワーク経由で付箋データを送る方法で行うと,上記のような問題は出ない。
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