1: 2011-12-20 (火) 04:14:11 yuji ソース 現: 2020-12-26 (土) 16:07:33 yuji ソース
Attached file: F35.jpg, Deleted an attach file: F35.jpg at 2011-12-20 (火) 14:13:19, Attached file: F-35_L.jpg
Line 1: Line 1:
*Lockheed Martin F-35 Lightning II [#ra52d045] *Lockheed Martin F-35 Lightning II [#ra52d045]
''ロッキード・マーティン F-35 ライトニングII''~ ''ロッキード・マーティン F-35 ライトニングII''~
 +#ref(F-35_L.jpg,30%)
ロッキード・マーティンが中心となって開発中の単発単座の多用途性を備えたステルス戦闘機。~ ロッキード・マーティンが中心となって開発中の単発単座の多用途性を備えたステルス戦闘機。~
開発計画時のJoint Strike Fighterの略称JSFで呼ばれる。ボーイングX-32と実験機で争い結果,X-35(実験機)が選択され唯一実験機から実用機になった機体でもある。~ 開発計画時のJoint Strike Fighterの略称JSFで呼ばれる。ボーイングX-32と実験機で争い結果,X-35(実験機)が選択され唯一実験機から実用機になった機体でもある。~
量産型F-35は2006年に初飛行しているが,軍には未だ納入していない。計画では2011年からの配備になっていが,現在も開発中である。~ 量産型F-35は2006年に初飛行しているが,軍には未だ納入していない。計画では2011年からの配備になっていが,現在も開発中である。~
 +
JSFの名の通り(F-16,A10,F/A-18,AV-8B,Hawker Siddeley Harrier,CF-18などを含む多種類な戦術航空機を代替する新型機),ほとんど同一の機体で,基本型の通常離着陸(CTOL)機であるF-35A,短距離離陸・垂直着陸(STOVL)機のF-35B,艦載機(CV)型のF-35Cという,多用途(MultiRole)性と多種任務(Multi Mission)をこなせる性能を要求された野心的なプロジェクト。~ JSFの名の通り(F-16,A10,F/A-18,AV-8B,Hawker Siddeley Harrier,CF-18などを含む多種類な戦術航空機を代替する新型機),ほとんど同一の機体で,基本型の通常離着陸(CTOL)機であるF-35A,短距離離陸・垂直着陸(STOVL)機のF-35B,艦載機(CV)型のF-35Cという,多用途(MultiRole)性と多種任務(Multi Mission)をこなせる性能を要求された野心的なプロジェクト。~
-F-111も似たようなコンセプトで開発されたが,機能を増やしたことで機体が重くなり計画された性能を発揮出来なかった失敗があり,どう対応するかが注目される。ただ採用希望国(アメリカ空軍・海軍・海兵隊,イギリス空軍・海軍,日本航空自衛隊)も多く,日本も次期主力戦闘機(FX)に採用が決まった。おそらく5000機以上製造されるだろう。~+ 
 +F-111も似たようなコンセプトで開発されたが,機能を増やしたことで機体が重くなり計画された性能を発揮出来なかった失敗があり,どう対応するかが注目される。ただ採用希望国(アメリカ空軍・海軍・海兵隊,イギリス空軍・海軍,日本航空自衛隊)も多く,日本も次期主力戦闘機(FX)に採用が決まった。おそらく5000機以上製造されるだろう。日本では42機配備予定で,1.6兆円の予算だそうだ。~
開発の遅延や大幅なコスト高の影響で,既に開発費は3850億ドル(31兆円以上)もかかっている。 開発の遅延や大幅なコスト高の影響で,既に開発費は3850億ドル(31兆円以上)もかかっている。
 +F-35は,これまでの戦闘機とは違い,各種センサーからの情報をコックピット前面の大型の液晶ディスプレーに統合化され表示する。~
 +液晶ディスプレーにはタッチパネルが着けられていて,画像の切り替えや拡大・縮小,使用する武器の選択なども指先で操作することが可能になっている。タッチパネルは,極めて高感度でグローブをはめたままでも確実に反応するらしい。~
 +
 +正面方向に情報を投影するヘッドアップディスプレーは装備しないで,パイロットのヘルメットのバイザーの内側に画像を表示する仕組みがあり,パイロットが前を向いていなくても,必要な情報が得られるようになっている。パイロット一人で,操縦・火器管制をこなす必要があるため,出来るだけコックピット内での作業量を減らす工夫しているようだ。
 +
 +操縦は,シートの右側にあるジョイスティック型の操縦桿と,左側にあるスロットルレバーで行う。足下にあるペダルは,基本的には地上滑走時にしか使わない。操縦桿やスロットルレバーのグリップには,多くのスイッチ類が取り付けられており,パイロットは手首から先を動かすだけで機体の姿勢や進行方向の変更,スピードの調節,武器の使用いった一連の操作ができ,大きなGが発生する高機動飛行中でも,操作ができるように配慮されている。
 +----
 +F-35のデータ
|型式|F-35A(X-35A)|F-35B(X-35B)|F-35C(X-35C)|h |型式|F-35A(X-35A)|F-35B(X-35B)|F-35C(X-35C)|h
|所属|米空軍|米海兵隊・英空/海軍(*A)|米海軍| |所属|米空軍|米海兵隊・英空/海軍(*A)|米海軍|
Line 24: Line 34:
|エンジン推力|18144kgf|18144kgf 8200kg(lift fan)|18114kgf| |エンジン推力|18144kgf|18144kgf 8200kg(lift fan)|18114kgf|
|燃料容量|6750kg|←|7200kg| |燃料容量|6750kg|←|7200kg|
-|最大速度|M1.81~1.5|M1.4|M1.5|+|最大速度|M1.7|M1.6|M1.7|
|戦闘行動半径|1200km以上|1000km|1112km| |戦闘行動半径|1200km以上|1000km|1112km|
|最大上昇限度|19240m|←|←| |最大上昇限度|19240m|←|←|


トップ   差分 バックアップ 複製 名前変更 リロード   ページ新規作成 全ページ一覧 単語検索 最新ページの一覧   ヘルプ   最新ページのRSS 1.0 最新ページのRSS 2.0 最新ページのRSS Atom
Counter: 1071, today: 1, yesterday: 0