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現: 2023-06-13 (火) 14:35:08 yuji  |
| + | * Windowsでのファイル名の文字コード [#q4dd2603] |
| + | Windows10 21H2以降(Windows11も)では,文字コードの扱いが変更されているので注意する必要がある。~ |
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| + | 新しくWindows11をインストールすると,ディレクトリやファイル名に使われる文字コードがUTF-8になっている。~ |
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| + | Windows10からWindows11にアップグレードした場合は,文字コードにShft-JISが使われている。 |
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| + | 設定>時刻と言語>管理用の言語設定を開くと,管理タブにシステム ロケールの変更がある。~ |
| + | #ref(設定.png,,60%) |
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| + | 通常は以下のように,「現在のシステムロケール」は「日本語」が選択されているが,「ベータ:ワールドワイド言語サポートでUnicode UTF-8を使用」にマークされると,ファイルやフォルダ,システム内で取り扱う文字コードがすべてUTF-8となる。~ |
| + | #ref(地域の設定.png,,60%) |
| + | この機能は「ベータ」となっていて,実際のWindowsマシンの多くはShift-JISが使われている。~ |
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| + | ファイルを他の人に渡すとかしたりする時や,メールで添付ファイルを送る時,共有フォルダーでファイルを読み書きする時,などで互いで異なる文字コードを使っている場合はファイル名が正しく処理できないため,アプリケーションがエラーになったりする問題が発生します。~ |
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| + | 歴史的にMicrosoftの製品(Windowsも含む)はShift-JISを使用して来た。というよりMicrosoftがShift-JISコードを作って採用してきたのだが,Microsoft以外の世界ではUTF-8を使うのが標準的なので,Microsoftもそれに対応してきたということではある。~ |
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| + | なので自分の環境により,どちらの文字コードを使った方がよいのかよく考えて設定する必要があります。 |
| + | - アプリケーションがShift-JISしか対応していない場合~ |
| + | よく使うアプリケーションがUTF-8に対応していなくShift-JISのみでしか動作しないようなアプリケーションを多く使う場合は,今までと同様にShift-JISで使用する。~ |
| + | - 他のシステムとのやり取りでUTF-8を多く使う場合~ |
| + | UTF-8でのファイル名を多く使うような場合は,WindowsのシステムローケールでUTF-8を使用する設定にする。~ |
- PC/Windows/Windowsでのファイル名の文字コード のバックアップ差分(No. All)
- 現: 2023-06-13 (火) 14:35:08 yuji
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