現: 2024-12-24 (火) 12:23:55 yuji Deleted an attach file: stk500.png at 2024-12-24 (火) 12:41:58 |
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+ | * STK500 [#a683f528] | ||
+ | &ref(stk500kit.png,,50%,around);STK500(AVRフラッシュ・マイクロコントローラー スタータキット)は,ATMEL社から販売されていたAVRマイクロコントローラー用の開発ハードウェアツール。~ | ||
+ | AVRマイクロコントローラーのプログラムの開発・デバッグ,デバイスへのプログラムの書き込み・消去などが行える。 | ||
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+ | 開発ソフトウェアツールとしては,ATMEL社からAVR Studioが提供されていて,それを用いたハードウェア支援を担っていた製品。 | ||
+ | |||
+ | 以下のような特徴がある。~ | ||
+ | - AVR Studio(開発用IDE)に対応。~ | ||
+ | - PCとRS232Cで接続。~ | ||
+ | - DC10~15V電源入力。~ | ||
+ | - 8,20,28,40pin AVRデバイス用のソケット。~ | ||
+ | - 高電圧パラレル及びシリアル書き込みに対応。~ | ||
+ | - ISPコネクタでのシリアル書き込みに対応。~ | ||
+ | - AVRデバイスの初期化対応。~ | ||
+ | - 8個の押しボタンスイッチ搭載。~ | ||
+ | - 8個のLED出力表示。~ | ||
+ | - ピンヘッダーコネクターでのAVRデバイス全I/Oポートにアクセス可能。~ | ||
+ | - RS232Cポートの追加。~ | ||
+ | - 拡張ボード用の拡張コネクタ搭載。~ | ||
+ | 多くのAVRマイクロコントローラーを使用できるようにする多種のボードがリリースされている。~ | ||
+ | - 2Mbit不揮発性メモリ(DataFlash)搭載。~ | ||
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+ | 特にAVRマイクロコントローラーの高電圧を使ったデバイス初期化が出来る機器なので,ひじょうに便利に使用できた。~ | ||
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+ | //#ref(stk500.png,,80%) | ||
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+ | ** STK500の資料 [#f30da4aa] | ||
+ | - STK500ユーザーズガイド~ | ||
+ | #ref(stk500.pdf,,512x480) | ||
+ | - STK501マニュアル~ | ||
+ | #ref(stk501.pdf,,512x480) | ||
+ | - STK500の回路図~ | ||
+ | #ref(STK500 Schematics.pdf,,512x480) | ||
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+ | ** firmwareの更新 [#nfca5ca0] | ||
+ | STK500はAVR Studioによりfirmwareを更新することができる。~ | ||
+ | 更新されたSTK500は通称''STK500v2''と呼ばれ,内部プロトコルやCOMポートの速度が変更されている。~ | ||
+ | また対応デバイスも増えている。~ | ||
+ | |||
+ | - STK500(オリジナル)~ | ||
+ | -- STK500 v1プロトコル~ | ||
+ | -- COMポート baudrate: 19200~ | ||
+ | - STK500 v2(更新後)~ | ||
+ | -- STK500 v2プロトコル~ | ||
+ | -- COMポート baurate: 115200~ |