上野家のホームページ - 資料室バックアップ : 携帯電話/HT-03A/Android/apktool の変更点

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携帯電話/HT-03A/Android/apktool へ行く。

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+*apktool [#r6ea002c]
+Androidのアプリに日本語リソースが入っていない場合，apktoolを使うと日本語リソースだけを追加することが出来る。~
+apktoolでapkファイルを作成することは出来るんだけど，これは署名がないapkファイルになってしまう。このままだと端末に入れられない。
+そこで署名された元のapkファイルに日本語が入ったリソースファイルを戻してやることによって，端末に入れられるapkファイルに出来る。
+**apktoolのインストール [#o68cacaa]
+[[ここのサイト:http://code.google.com/p/android-apktool/downloads/list]]から，apktool-install-windows-2.2_r01-3.tar.bz2とapktool1.3.2.tar.bz2をダウンロードする。~
+これらのファイルを適当な場所に解凍する。
+-apktool.jarのあるディレクトリにCLASSPATHを通します。~
+-aapt.exe，apktool.batを，Android SDKのtoolsディレクトリか，どこかpathの通っているところに入れる。~
+--[[7z.exe:http://www.7-zip.org/]]もpathの通っているところに入れておく。~
+**apkファイルを用意 [#gdd7e350]
+適当なディレクトリを作って，そこで作業をします。
+すでにapkをインストールしている場合は，adbコマンドでPCにコピーする。
+ adb pull /system/app/
+ adb pull /system/framework/
+**apkを解凍 [#s929c7bd]
+apkファイルはzip形式でアーカイブされているんで，以下のようにして分解する。
+次のコマンドをタイプしてパッケージを解凍します。
+ adbtool d パッケージ名.apk
+パッケージ名と同じ名前のフォルダが作成されて，ファイルが分解されて格納される。
+**共通フレームワークの生成 [#d9765d6d]
+パッケージを再圧縮するときに，共通フレームワークを使用することになる。~
+前もって，共通フレームワークを用意しておく。
+ apktool if framework-res.apk
+**日本語リソースを作成する [#qa595adc]
+アプリ・ディレクトリのresの中には，valuesとvalues-esとか各言語に翻訳されたリソースが入っているディレクトリある。日本語に対応していればvalues-jaがあるはず。~
+values-jaディレクトリを新規作成してvaluesフォルダからstrings.xmlと，あればarrays.xmlをコピーして，適当にファイルの中を変更していきます。values/strings.xmlにある項目でvalues-ja/strings.xmlに無い場合は，values/strings.xmlがデフォルトで使用されるようだ。~
+そのままで良い場合は，行を削除しても問題ない。日本語コードは，UTF8を使用する。
+**frameworkリソースの変更 [#efce4d12]
+***framework-resの変更 [#ubc1297f]
+framework-res/res/values-ja-rJP/arrays.xmlを編集して，「Settings」⇒「Language & keyboard」⇒「Select locale」で日本語の選択が出来るようにする。
+ <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
+ <resources>
+ <integer-array name="maps_starting_lat_lng">
+ <item>35666667</item>
+ <item>139750000</item>
+ </integer-array>
+ <integer-array name="maps_starting_zoom">
+ <item>5</item>
+ </integer-array>
+ </resources>
+***Settings.apkの変更 [#n9e1d07e]
+Settings/res/values/arrays.xmlを編集して，ロケールの選択画面で「日本語」と表示されるようにする。
+ <string-array name="special_locale_codes_display_names">
+ <item>zh_CN</item>
+ <item>zh_TW</item>
+ <item>ja_JP</item>
+ </string-array>
+ <string-array name="special_locale_display_names">
+ <item>中文(简体)</item>
+ <item>中文(繁體)</item>
+ <item>日本語</item>
+ </string-array>
+**リソースファイル再構築 [#wbaa5af0]
+以下のコマンドで，リソースファイルを再構築します。
+ apktool b パッケージ名（拡張子は入力しない）
+こうすると，パッケージ名\build\apkの中にresources.arscというファイルが生成されます。
+この後，元のapkファイルのリソースファイルを，作ったリソースファイルに入れ替える。
+z u -tzip -mx=0 パッケージ名.apk パッケージがある場所\パッケージ名\build\apk\resources.arsc
+で，これが行える。（resources.arscの指定は，フルパスで行う。）
+**出来たapkファイルに入れ替える [#f74807e0]
+あとは，出来たapkファイルに入れ替えればOK。
+ adb shell mount -o remount,rw /dev/block/mtbdlock3 /system
+で/systemを書き換え可能にマウントし直して，
+ adb push xxxx.apk /system/app/xxxx.apk
+ adb shell chmod 644 /system/app/xxxx.apk
+で入れ替えする。
+framework-res.apkは上手く作らないと，ブートしなくなっちゃうんで注意しないといけない。