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開発/テスター/P-10/スペック/通信プロトコル
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* METEX P-10のシリアル通信プロトコル [#nf990bc7] METEX P-10に搭載されているASICには,測定したデータを外部に出力する機能がある。~ データは常にP-10からの送信のみで,測定したデータを送信し続けるだけ。P-10へ何らかのコマンドを送って制御するといったことは出来ない。 ** 通信インターフェースのパラメーター [#i19946a4] |通信速度 |2400bps| |パリテイ |なし | |送信データサイズ|8bit | |ストップビット |1 | ** 通信フォーマット [#oa5bc3e4] 例えば,DCレンジでDC 1.360V測定時のデータは,以下のようなデータが送信される。 17 20 35 49 5F 67 7E 87 9D A0 B0 C0 D4 E8 ... このように''1x''~''Ex''までの14byteのデータが1パケットになり,これを繰り返しP-10から送信される。 各1byteの2桁目の上位4bitのデータは,そのデータのタイプを示していて,1桁目の4bitデータがその値を示している。~ ただしP-10から常にデータが勝手に送信されて来るので,受信側で受信するタイミングにより''1x''~''Ex''の1パケットを認識する必要がある。 この場合,''1x''から始まるデータがパケットの始まりとなっている。~ 上記の例の''17''の1からがパケットの始まりで,17は1が測定レンジを示していて,7がそのレンジの値となっている。~ つまり,17は測定レンジがDCのAutoレンジであることを意味している。~ 2~9で始まるデータが測定値になっている。(LCDに表示されるデジットをそのまま表したもの) 【受信コマンド】~ |受信データ|受信内容 |値 |h |1r |測定レンジ&br;r= Range |r = 1 : 導通/ダイオード/周波数/静電容量(Manualレンジ)| |~|~|r = 3 : Ω/静電容量(AUTOレンジ) | |~|~|r = 5 : DC(Manualレンジ) | |~|~|r = 7 : DC(AUTOレンジ) | |~|~|r = 9 : AC(Manualレンジ) | |~|~|r = B : AC(AUTOレンジ) | |2a |4桁目測定値(上位4bit) |a = 測定した値の4桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|a = 00の場合は,OL(Over Level)を意味する。 | |~|~|測定値がマイナスの場合は,aの4bit目が''1''になる。 | |3b |4桁目測定値(下位4bit) |b = 測定した値の4桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|b = 00の場合は,OL(Over Level)を意味する。 | |~|~|測定値がマイナスの場合は,bの4bit目が''1''になる。 | |4c |3桁目測定値(上位4bit) |c = 測定した値の3桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|小数桁の場合は,cの4bit目が''1''になる。 | |5d |3桁目測定値(下位4bit) |d = 測定した値の3桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|小数桁の場合は,dの4bit目が''1''になる。 | |6e |2桁目測定値(上位4bit) |e = 測定した値の2桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|小数桁の場合は,eの4bit目が''1''になる。 | |7f |2桁目測定値(下位4bit) |f = 測定した値の2桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|小数桁の場合は,fの4bit目が''1''になる。 | |8g |1桁目測定値(上位4bit) |g = 測定した値の1桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|小数桁の場合は,gの4bit目が''1''になる。 | |9h |1桁目測定値(下位4bit) |h = 測定した値の1桁目データ&br;(測定値データ換算表) | |~|~|小数桁の場合は,hの4bit目が''1''になる。 | |Ai |測定値の補助単位(上位4bit) |i = 00 : 補助単位なし | |~|~|i = 01 : 導通レンジ | |~|~|i = 04 : %(DUTY) | |~|~|i = 08 : m(ミリ) | |~|~|i = 10 : ダイオードレンジ | |~|~|i = 40 : n(ナノ) | |~|~|i = 80 : μ(マイクロ) | |Bj |測定値の補助単位(下位4bit) |j = 00 : 補助単位なし | |~|~|j = 01 : 導通レンジ | |~|~|j = 04 : %(DUTY) | |~|~|j = 08 : m(ミリ) | |~|~|j = 10 : ダイオードレンジ | |~|~|j = 40 : n(ナノ) | |~|~|j = 80 : μ(マイクロ) | |Ck |測定値の記号上位4bit |k = 0 : HOLD OFF, REL OFF | |~|~|k = 1 : HOLD ON, REL OFF | |~|~|k = 2 : HOLD OFF, REL ON | |~|~|k = 3 : HOLD ON, REL ON | |~|~|k = 4 : Ωレンジ(HOLD OFF, REL OFF) | |~|~|k = 5 : Ωレンジ(HOLD ON, REL OFF) | |~|~|k = 6 : Ωレンジ(HOLD OFF, REL ON) | |~|~|k = 7 : Ωレンジ(HOLD ON, REL ON) | |~|~|k = 8 : Cレンジ(HOLD OFF, REL OFF) | |~|~|k = 9 : Cレンジ(HOLD ON, REL OFF) | |~|~|k = A : Cレンジ(HOLD OFF, REL ON) | |~|~|k = B : Cレンジ(HOLD ON, REL ON) | |Dl |測定値の記号下位4bit |l = 0 : なし(ただし,k=0時は℃) | |~|~|l = 2 : Hz | |~|~|l = 4 : V | |~|~|l = 8 : A | |E8 |1パケット送信終了コード|常に1データ送信の最後に送られる | ab~ghまでの測定値の値は,「測定値データ換算表」で実際の値に換算する。 【測定値データ換算表】~ |変換実数|Ab~ghの値 |その値に小数点が付加される場合(最上位ビットに1が立つ)|h |0 |7D |FD | |1 |05 |85 | |2 |5B |DB | |3 |1F |9F | |4 |27 |A7 | |5 |3E |BE | |6 |7E |FE | |7 |15 |95 | |8 |7F |FF | |9 |3F |AF | 上記の表から,先の例の受信データを説明してみる。~ 例)DC 1.360V 測定時の受信データは, 17 20 35 49 5F 67 7E 87 9D A0 B0 C0 D4 E8 になる。~ + 17 : 測定レンジはDCV。~ + 20, 35:ab=05 -> 4桁目の測定値 = 1~ + 49, 5F:cd=9F -> 3桁目の測定値 = 0.3~ + 67, 7E:ef=7E -> 2桁目の測定値 = 6~ + 87, 9D:gh=7D -> 1桁目の測定値 = 0~ + A0, B0:ij=00 -> 補助単位なし~ + C0, D4:kl=04 -> HOLD OFFで単位はV。~ + E8:1送信データの終了~ これから,''DC 1.360V''になる。
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現: 2021-05-21 (金) 07:53:14
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