奥さんが「でぶlog」にすればって言うんで
11月
26
2013

そうだ,京都に行ってきた。山科の毘沙門堂,ライトアップの貴船神社

晩翠園山科にある古刹,毘沙門堂に行ってみた。

ここは山科の紅葉の名所らしく,一番きれいなのは参道の石畳に散った紅葉が赤く敷き詰められる時期なんだけど,少し早かったみたい。
本尊に最澄が作ったらしい毘沙門天を祀ることから「毘沙門堂」と呼ばれているようだ。坊さんが話してくれたんだけど7,8cmの大きさらしく,今まで誰も見たことが無いらしい。
以前は御所にあった後西天皇の旧殿を移築して書院とした宸殿にある障壁画,天井画,襖絵がおもしろい。どの角度から見ても見ている人のほうに絵が変わるっていうトリックアート絵。机を見つめたまま左側から見ていくと,その机が変形していったりする。狩野探幽の養子で駿河台派の始祖狩野益信の作だとの事。毘沙門堂
ある部屋には,梅の木に山鳥,竹にはひよどりがとまっている絵がある。そこは訪ねてきても合うことが出来ない人を通す部屋だそうだ。梅には鶯,竹には雀と決まっているんだけど,「鳥が合わない」 → 「とりあわない」というダジャレで,その部屋に通された人がそれを察するように作られた部屋とのこと。

お寺であってお寺じゃない不思議な場所だ。

その後,車を以前も駐めた寺において,叡山電車で出町柳駅から貴船口駅→貴船神社という経路で貴船神社に行った。奥さんが,電車が通るところをスポットライトで照明した「もみじのトンネル」を見たいから。17:31出町柳駅を出発して「もみじのトンネル」の時にはすっかり真っ暗になっていて,電車の照明を切ってライトアップされたところをスピードを落として通り過ぎる粋な演出。これがライトアップされた紅葉の中を通って行くんでなかなか綺麗です。

貴船神社貴船口からは歩いても貴船神社に行けるんだけど,もう真っ暗ということと凄く寒かったんでバスに乗って貴船神社に行った。歩くともしかしたら1時間ぐらいかかっちゃうかも。人気の紅葉スポットらしく人がいっぱい。前に鞍馬寺に行ったことがあるけど,実はそのすぐ近く。1年のこの時期にしか見ることができない貴船神社の独特な雰囲気に包まれる。貴船川のせせらぎの中,灯籠に灯された道は料理旅館がいくつもあって,その景観も幻想的。

夜の紅葉ということで,はじめて三脚を持って行って撮影してみた。 😉 貴船川

 

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