Windows10でシャットダウンの代わりに休止状態を利用するようにした場合,休止状態になっていてもいつの間にかWindows10が起動していた。
休止状態だけでなくスリープ時でも同様のことが起きる場合があるようだ。
これでは,シャットダウンの代わりに休止状態を使用出来なくなってしまう。
勝手に休止状態が解除されてしまうのは,以下のようないくつかの要因がある。
これら一つ一つに対策を行う必要がある。
Windows10のデフォルトだと,マウスを動かしたりキーボードを押したりすると,スリープや休止状態から復帰してしまう設定になっている。
休止状態にしておいても,ちょっとでもマウスが動いたりするとスリープや休止状態から復帰してしまう。
この機能を以下のようにしてOFFにする。
これでマウスをちょっと動いても休止状態から復帰してしまうのを防止できる。
同様にして,キーボードの電源の管理もマークを外しておく。
NIC(ネットワークカード)にはPCを遠隔ブートする機能がある。
休止状態が勝手に解除されてしまうのにこれが原因の可能性は少ないが,要因としては考えられるので防止しておく。
Windows10 1903で,1日おきに朝の6時半に休止状態やスリープが勝手に解除されるようになってしまった。
これは以下のようにして無効にする。
Windows7からWindows10にアップグレードしたりした時は,いろいろなデバイスのデバイスドライバーが古いままになっている場合があり,これが原因となっていることがあります。
いろいろなデバイスドライバーを出来るだけ最新のものに更新する。
最新のデバイスドライバーは,メーカーのWEBサイトからダウンロードするか,システム>デバイスドライバーで一覧を表示して,そのデバイスドライバーの更新を行います。
Windows10で,よくわからない機能の自動メンテナンスという機能が追加されている。
これは,PCを使っていない時間にWindows Updateなどを行うような機能なのだが,そこに「メンテナンスのためにスリープを解除する」というような項目がある。
なので,これをOFFにしておく。
Windows10だと,Windows Updateが強制に実行されるようになった。1903からは最大7日間停止させることができる仕様にはなったが・・・
このWindows Updateが行われる時に重要なアップデート(再起動が必要なアップデート)があった場合,休止状態やスリープであっても勝手にWindows10が復帰してしまい休止状態に戻らなくなってしまう。
このWindows Updateを停止するには, Windows Updateの自動更新を無効にする のページを参照して下さい。
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