jquery.qrcodeというjqueryのプラグインとして動作するライブラリがある。javascriptと言うことで,WEBブラウザでQRコードを作成する。
残念ながら,Micro QR Codeには対応していない。
公式サイトから,jquery.qrcode.jsをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを,jQuery本体と共に,HTTPでアクセスできる適当なディレクトリに入れておく。
サンプルtest.html
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まず,ライブラリを読み込むようにする。
<script src='jquery-3.3.1.min.js'></script> <script src='jquery.qrcode.min.js'></script>
続いて,QRコードを出力する場所を作る。ここでは「id="qrcode"」とする。
<div id="qrcode"></div>
実際にQRコードを出力するためのコードは
<script> jquery('#qrcode').qrcode({width: 80, height: 80, text: "https://yueno.net"}); </script>
にすれば良い。オプションは,width,height,text,renderの4種類がある。
このうち,textはQR Codeにエンコードする文字列で,必須。
通常はcanvas要素でQR Codeを出力するが,render : "table" を指定すると,table要素に出力できる。
色を指定する場合は,
jQuery('#qrcode').qrcode({ background:"#ffffff", // QRコードの背景色 foreground: "#FF0000", // QRコードの色 text: "https://yueno.net", });
のように指定します。
QR Codeには4cellのマージンが必要になりますが,jquery.qrcodeではこのマージンが付かない。
このため,WEBページの背景色によっては作成されたQRコード読めない場合も出てくる。
しょうがないので,jquery.qrcodeを修正して4cellのマージンを出力するようにした。
これで,マージンが出力される。
修正したjquery.qrcode:jquery-qrcode-master改.zip
bwip-jsは,PostScriptのBarcode WriterのJavaScriptバインディング版。WEBブラウザやJavaScriptベースのサーバーフレームワークで実行出来るようになっている。
驚くのは,90種類以上のバーコードタイプに対応していること。一般的に使用されているすべてのバーコードや2次元バーコードに対応しています。
素晴らしいことに,ちゃんとMicro QRコードにも対応しています。
このライブラリは,
https://github.com/metafloor/bwip-js
もしくは,
npm install bwip-js
でダウンロードまたはインストール出来ます。
node.jsで使用すると,通常のコマンドのように使用することが出来る。
> bwip-js --bcid=microqrcode --width=12 --height=12 --text=YBL11L6210000G YBL11L6210000G.png
WEB APIとしてもサービスされています。
API使用は,ここのOnline-Barcode-APIで参照できます。
以下のようにしてこのAPIにアクセスして,QRコード画像を取得することが出来ます。
使用例:
https://bwipjs-api.metafloor.com/?bcid=microqrcode&text=123456789&scale=1 https://bwipjs-api.metafloor.com/?bcid=qrcode&text=123456789&scale=1,style=width:120px;height:120px;,iestyle=width:120px;height:120px;
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